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13日、中国メディアの毎日経済新聞網は中国人全体の実質の預金額が大幅に減少したと伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。
中国人の借金がここ数年で急上昇、実質の預金額は大幅減=「家を買ったらみんなマイナス」「ほとんどのお金が不動産に使われている」―中国ネット
http://www.recordchina.co.jp/b159918-s0-c30.html
2017年7月14日(金) 6時40分
2017年7月13日、中国メディアの毎日経済新聞網は中国人全体の実質の預金額が大幅に減少したと伝えた。
中国人は預金を好む傾向にあるものの、ここ最近では中国全体の預金額が減少し続けている。人民銀行が公表したデータによると、今年5月までで、中国国内に住む人の預金総額は62兆6000億元(約1000兆円)となった。
しかし、中国国内に住む人の借金の総額が2010年の8兆8000億元(約146兆円)から36兆4000億元(約606兆円)へと急増。預金総額から借金総額を差し引くと、実質的には約26兆元(約430兆円)しか預金がないことになるという。記事はその主な理由として、住宅ローンの急増にあると分析した。
これに対し、中国のネットユーザーからは「家を買ったらみんなマイナスになっちゃうよ」「ほとんどのお金が不動産に使われているということだな」「一生は1軒の家のためにある」などのコメントが寄せられ、住宅ローンに苦しんでいる様子が伝わってくる。
また、「人口13億人だから1人2万元(約32万円)か。数えやすくていいな」「つまりお金が少なすぎるのでさらに印刷するという意味ですか?」などのコメントも寄せられた。
ほかには、「26兆元の大部分が極めて少数の人の手にある」「それと冷蔵庫の中や本棚、別荘に隠してある現金も数えないと」と、貧富の差が大きいことを指摘する意見もあった。(翻訳・編集/山中)
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