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「航空大世界」が来年、四川省成都市にオープン、室内型テーマパーク「凱蒂猫」は2018年に上海で開園、ユニバーサルスタジオ北京は2020年に北京市通州区に完成、リオネル・メッシのテーマパークが2019年に江蘇省南京市に登場。
日本や韓国から進出の可能性も?中国で盛り上がりを見せるテーマパーク市場―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b182985-s10-c30.html
2017年7月3日(月) 8時30分
「航空大世界」が来年、四川省成都市にオープン、室内型テーマパーク「凱蒂猫」は2018年に上海で開園、ユニバーサルスタジオ北京は2020年に北京市通州区に完成、リオネル・メッシのテーマパークが2019年に江蘇省南京市に登場。このように、中国各地では数年前から、さまざまなテーマパークの開園・建設ラッシュが続き、テーマパーク市場は目覚ましい発展を遂げつつある。ディズニーランド、ハッピーバレー(歓楽谷)、長隆などの大型テーマパークが次から次へと発展の足並みを加速させ、中国人が休暇中に訪れる人気の行楽地となっている。また、今後数年以内にオープンするテーマパークも目白押しの状態で、消費者にとって国内で楽しめるテーマパークの選択肢はますます増えている。人民日報海外版が伝えた。
〇高まり続けるテーマパークブーム
中国経済の発展、国民の生活レベルの向上、都市化プロセスの加速にともない、テーマパークは次第に、行楽やレジャーの主な目的地として人気が高まっている。日本経済新聞(電子版)の報道によると、中国の消費者が娯楽サービスに金銭を投じる傾向は強まってきており、テーマパークもその一つとなっている。
途牛旅遊網がこのほど発表した最新モニタリングデータによると、テーマパークは、数年前からブームが続いている。テーマパーク関連商品の予約状況から見て、過去1年間、テーマパーク消費において最も多くを占めたのはファミリー層で、テーマパーク来園客のうち65%を占めた。
専門家は、「国内市場の人口の基数が大きいこと、中流家庭の収入・数量の増加、レジャー観光に対するニーズの爆発的増加、消費のアップグレード、交通環境の改善などさまざまな要因によって、中国におけるレジャー観光業の発展は力強い勢いを見せており、とりわけテーマパークの発展が顕著化している」と指摘した。
途牛旅遊網「2017年全世界テーマパーク消費分析」によると、国内テーマパークの予約状況から見て、最も人気がある十大テーマパークは、珠海長隆海洋公園、広州長隆歓楽世界、上海ディズニーリゾート、武漢歓楽谷、華強方特、武漢極地海洋世界、深セン歓楽谷、常州環球恐竜城、上海歓楽谷、成都歓楽谷だった。
〇各種テーマパークが本領を発揮
歓楽谷や錦繍中華に続き、華僑城が建設した国内初のインターネットを主題としたテーマパークである柳州「■東星球(■は上と下が上下に組み合わさった字) 歓楽世界」が7月6日にオープンする。同テーマパークは、「人魚王国」、「■東タウン」などの五大エリアで構成されており、34種類の体験型アトラクションを擁している。これらのアトラクションには、世界初・世界一流レベルの大型ハイテクアトラクションが多数含まれている。
日本経済新聞の報道によると、日本の老舗キャラクターブランド企業のサンリオは、今後、アジアでのテーマパーク業務を幅広く展開していく計画という。2018年には、上海に広さ5千平方メートルを上回る「ハローキティ」の室内型テーマパークをオープンする見通し。来園者は、園内でボートライドやその他のアトラクションを楽しむことができ、年間来園者数は約100万人に達する見通し。
このほか、今年下半期開園予定のワーナーブラザーズの蘇州ムービーワールド(電影世界)では、来園者はロケ現場の実体験ができる。2019年開園予定の清遠長隆国際森林リゾートは、「森林」をメインコンセプトとしたテーマパーク。同じく2019年にオープンするリオネル・メッシのテーマパークでは、サッカーのインタラクティブ体験空間において、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)の技術によって、サッカー界の大スター・メッシの現役中の素晴らしいパフォーマンスが再現される。
〇証明された巨大な潜在力
世界のテーマパークを研究する権威機関である「テーマエンターテインメント協会(TEA)」と第三者観光業研究コンサルティングの米AECOMグループが共同で発表した報告によると、アジア・太平洋地域の娯楽施設・テーマパークの2016年来園者数トップ20のうち、11カ所は中国大陸部の施設だった。報告によると、テーマパークは予想を上回るほど順調な発展すう勢を示しており、中国市場の巨大な潜在力が裏づけられている。
関連データによると、2016年世界テーマパークトップ10の来園者総数は延べ4億3700万人、平均増加幅は3.9%。トップ10入りを果たした中国のテーマパークは、総じて、他の国のテーマパークより増加幅が格段に大きかった。このうち華強方特の2016年来園者数は前年比37%、華僑城は同11.9%、長隆集団は同16%、それぞれ増加した。このほか、某機関の予測によると、今後数年間も、中国のテーマパークの延べ来園者総数は2桁台の伸びを維持し、2020年には米国を上回る見通しという。
巨大な市場潜在力は、中国テーマパーク市場への国内外の資本流入をいっそう加速させる結果となっている。大連万達集団は、2020年末までに、中国に15のテーマパークをオープンする計画だ。また、ディズニー、ユニバーサルスタジオ、ロッテワールド、レゴランド、イースト・ハリウッド、シックス・フラッグスなど海外のさまざまなテーマパークも全て、中国でテーマパークを建設、あるいは計画中だ。(提供/人民網日本語版・編集KM)
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