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2日、中国政府は、これまで比較的自由な空間だったネット番組について、「完全版」「ノーカット版」の配信禁止を含む、新たな規制を打ち出した。写真は中国のネット配信ドラマ。
ネット番組の売りだった「自由な表現」消えてゆく…、中国で「ノーカット版」など配信禁止へ
http://www.recordchina.co.jp/b180140-s0-c70.html
2017年6月4日(日) 11時50分
2017年6月2日、中国政府は、これまで比較的自由な空間だったネット番組について、「完全版」「ノーカット版」の配信禁止を含む、新たな規制を打ち出した。新華網が伝えた。
メディアを管理する国家新聞出版広播総局(広電総局)は2日、ネット番組に対する新たな方針として、「ネット番組の創作と配信を強化する管理通知」を公布した。これまで比較的自由な空間、表現の抜け穴と見られてきたネット配信コンテンツだが、「娯楽至上主義」「品質の低下」「低俗な言語表現」が多すぎるとして、規制が強化されることになった。
同通知によると、広電総局の審査をパスしていない映画・ドラマ・テレビ番組の配信だけでなく、これらコンテンツの「完全版」「ノーカット版」の配信も禁止する。バラエティー番組での「馬鹿げたゲーム」「きわどい表現」「やらせ的な表現」といったものも、人の理性を狂わせ、視聴者を誤った方向に導くとして禁止されている。
この規制により、人気番組がネット上から「急に姿を消すのではないか」とのうわさも浮上している。辛口トークで知られる台湾の女性タレント・小S(シュー・シーディー/徐熙[女弟])がMCを務めるバラエティー番組「姐姐好餓」はトークに性的な表現も多く、最初のターゲットになるのではないかとみられている。(翻訳・編集/Mathilda)
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