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12日、晶報によると、広東省深セン市の美容院で美容師が理髪中に女性客の耳たぶを切り落とすという事故が起きた。
女性が美容院で耳たぶを切り落とされる、店員「よくあること」―中国
http://www.recordchina.co.jp/b175142-s0-c30.html
2017年4月13日(木) 23時20分
2017年4月12日、晶報によると、広東省深セン市の美容院で美容師が理髪中に女性客の耳たぶを切り落とすという事故が起きた。
事故が発生したのは3月29日、同市羅湖区にある美容院で、常連客である29歳の女性、呉(ウー)さんが髪を切ってもらっていたところ、突然右耳に鋭い痛みを覚えた。とっさに手をあてがうと、大量の血が流れ出しているのに気づいた。美容師とともに現地の病院で診察を受けると、医師は開口一番「あら、肉がなくなってるよ」。
医師の勧めで美容整形医院に行き、縫合手術を受けたものの、「切り落としてから時間がたっているので、皮膚の縫合しかできない。皮膚が生きているかどうかは10日たたないと分からない」と言われた。その時、美容師を含め店側の態度が良かったため、呉さんはその場で賠償を求めずに10日後に話し合うことで納得したという。
結局、呉さんの耳たぶは長さ5ミリ、幅1センチほど欠損し、傷も残ることに。抜糸を終えた4月8日に同僚とともに店を訪れ謝罪と賠償を求めたところ、店側の態度は10日前と一変。呉さんが10万元(約160万円)の賠償を求めたのに対し、店は最高でも3000元(約4万8000円)との姿勢を崩さなかった。しかも、店員の一人が「この業界で耳たぶを切り落とすのは別に珍しいことじゃない」と言い放ったという。警察官が仲裁に入ったものの両者の提示金額にあまりの差があるため、和解には至っていないとのことだ。
中国のネットユーザーからは「耳を切り落とすのが珍しいことじゃないってどういうことだ!」「(耳を切り落とすのは珍しくないと言った)この店員、指導者になれるほどの面の皮だ」「そのうち頸動脈を切っても想定内とか言いそう」など、店員の発言を非難するコメントが目立った。また、「まず最初に警察に通報すれば、店の責任を追及できたのではないか」とし、トラブル発生時には真っ先に証拠の確保が必要との認識を示すユーザーもいた。(翻訳・編集/川尻)
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