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29日、中国の旅行情報を発信するウェブサイトにこのほど、日本を訪れた中国人女性の体験記が掲載された。写真は銀座。
<中国人観光客が見た日本>日本旅行での心残り、「二度と再会できなかった」
http://www.recordchina.co.jp/b173854-s0-c60.html
2017年4月1日(土) 12時30分
2017年3月29日、中国の旅行情報を発信するウェブサイトにこのほど、日本を訪れた中国人女性の体験記が掲載された。以下はその概要。
朝6時に起きて荷物を整理し、ホテルの朝食へ。日本の大部分のホテルの食事はビュッフェスタイルで、食事後に食器を自分で片づけなければならない。こうした細かい決まりについて、日本では子どもの頃から教育しているため、すでに習慣化されている。また、日本では屋外にごみ箱がなく、出たごみは袋に入れて持ち帰らなければならない。私たちはホテルに持ち帰った。同じように、バスの中にもごみを残さなかった。たばこは喫煙所でしか吸うことができず、その他の場所はすべて禁煙。これも、日本の街がとても清潔に保たれている一つの要因だ。
ここ数日は、ちょうど日本の中学生や高校生の修学旅行の時期。朝、ホテルのロビーには荷物を持った大勢の生徒たちが集合していた。日本の学校の制服はどれもカッコいい。男子はワイシャツにジャケット、またはセーター。女子も大体同じで、下は短いスカートだ。寒い季節でも彼女たちは足を出している。彼女たちの寒さに対する強さには本当に恐れ入る。
その後、私たちは歌舞伎町にやってきた。ここが東京の有名な歓楽街だということはみんな知っているだろう。もちろん、私たちが行ったのは朝なのですべての店が閉まっていて、艶やかな看板が並んでいるだけだった。ガイドに連れられて写真を撮った後、電車に乗って皇居へ。中には入れないので、周囲の芝生のあたりをぶらぶら。皇居周辺はジョギングに適していて、この日も多くの日本人や外国人が走っていた。楠木正成の銅像の前を通った時、夫がこの人物についてあれこれ説明してくれた。私はただ、この銅像が生き生きと、堂々としていると思っただけだった。皇居の松の木と周囲のビルのコントラストがとても強烈で、こうした都市の感覚は上海や北京ともまた違った。
それから銀座に移動。他の人たちが解散と同時に免税店に走る中、購買欲が強くなく“任務(※知人からの買い物の頼みを指す)”もない私たちは、おもちゃ屋へ。ふわふわしたネコのおもちゃがとても面白くて、気持ちが良く、買うかどうか本当に迷ったが、結局、他の店にもあるだろうということで買わなかった。しかし思わぬことに、その後の旅行中、二度と再会することはなかった。「ツアー旅行では、欲しい物を見つけたら迷わず買え」という言葉をかみしめた。(翻訳・編集/北田)
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