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4日、中国メディアの中国新聞網が、最近中国のネット上で小学校の性教育に関する教科書をめぐって議論になっていると伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
はっきり描きすぎ?小学生向け性教育の教科書を保護者が問題視、中国ネットは「教えなくてもダメ、教えてもダメなのか?」と矛盾を指摘
http://www.recordchina.co.jp/a171252.html
2017年3月5日(日) 21時10分
2017年3月4日、中国メディアの中国新聞網が、最近中国のネット上で小学校の性教育に関する教科書をめぐって議論になっていると伝えた。
問題の教科書は、杭州市に住む小学2年生の子供を持つ母親が微博(ウェイボー)で公開した「小学生性健康教育読本」という教科書で、子供に家で読ませるために学校が貸し出したものだ。問題となっているのは、男女の生殖器に関する紹介の図が「あまりにはっきりと描写しすぎている」ことだという。性に保守的と言われる中国ならではの問題提起だ。
この教科書を公開した子供の両親は、「もう少しぼかした図だったらよかった」と主張。また、学校の授業で先生による指導の下で子供に読ませるか、あらかじめ親に連絡して家で親と一緒に読むならば決して悪くはないと語っている。
この問題について教科書の出版社は、「教科書は厳格な審査に合格したものである」と主張。専門家は、「教科書の図の目的は子供の疑問に答えることであり、明確に表現している。子供の世界は単純であり、大人の観点から子供たちの世界を見るべきではない」と述べている。
これに対し、中国のネットユーザーからは「私はこの教科書を支持する」「これはとてもいい教科書だと思う」「今回ばかりは専門家の側に立つ」「性教育は必要だ。何の問題もない」など、教科書の内容を支持するコメントが大半を占め、他のユーザーの多くの賛同を得ていた。
また、「性教育が普及し始めると、はっきり描くことを嫌がるのか」「教えないことも間違いで、教えることも間違いになるのか?」など、矛盾を指摘するコメントも少なくなかった。(翻訳・編集/山中)
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