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大西つねきさんが説明されているお金の発行の仕組みは明らかに間違っています
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/726.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 6 月 22 日 07:05:16: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

大西つねきさんが説明されているお金の発行の仕組みは明らかに間違っていますね。

A1さんがB1銀行に100万円預けて、99万円をB1銀行がA2さんに貸した。
A2さんが使った99万円分のお金を銀行B2に支払ったらA2さんの預金はその時点でゼロになります。
B2銀行ではA2さんが支払った99万円のうち、98万100円を A3さんに貸す。
A3さんが使った98万100円分のお金をB3銀行に支払ったらA3さんの預金はその時点でゼロになります。
つまり、A1さんがB1銀行に預けた100万円が色々な銀行を回って動いているだけで、お金は全く増えていません。
A1さんの預金を又貸ししているのと本質的には変わりません。
銀行預金の利息や新規国債発行分はお金が増えますが、それ以上の貨幣創造は無いですね。
そしてお金が増えれば貨幣価値がその分下がるので、要するに、紙幣に書かれている10,000円という数値を100,000円に書き換えたという様に貨幣単位が変わったというだけの話です。
マネーサプライが毎年増えている国は毎年貨幣価値が小さくなっているので、 GDP、政府支出、地価と株価は、実質価値が減らない様に、毎年上がり続けています。 詳細は

ドルは既に紙くずになっている
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10645

ただし、貨幣価値が減ったからといって給料を上げてくれる親切な会社はないので、実質賃金は下がります。
商品価格のコストの大半は人件費なので、貨幣価値が減っても物価はあまり上がりません。
それで日本の物価は上がらずデフレになるのですね。  

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コメント
1. 2020年6月22日 20:12:36 : hxSpBTpRk6 : UjZxaEM2WWtwNUU=[10] 報告
大西つねきさんの、預金に基づいて銀行が融資する、という貨幣論は間違い

大西つねきの間違いだらけの貨幣論
https://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-12519349408.html

内生的貨幣供給理論
貸与するかどうかの決定は、通常、中央銀行がもつ準備金や顧客からの預金とは無関係であって、とにかく、銀行は預金や準備金を貸し出しているのではない。銀行は、顧客の事業の状況、融資の見込み、および/または全体的な経済状況などの貸出基準lending criteriaに基づいて融資を行うのである。

イングランド銀行の季刊誌(2014年春号)は「現代経済における貨幣の創造」の中で、銀行は、民間主体が貯蓄するために設けた銀行預金を原資として、貸出しを行っているのは、通俗的な誤解であると指摘している。

銀行による貸出しは、借り手の預金口座への記帳によって行われるに過ぎず、銀行は何もないところから、預金通貨を作り出している。銀行は預金という貨幣を元手に貸出しを行うのではなく、その逆に、貸出しによって預金という貨幣を創造している。貨幣を負債の一種とみなす信用貨幣論を前提とし、需要に応じて銀行によって貨幣が供給されるとする理論は内生的貨幣供給論と呼ばれている。

さらにイングランド銀行の季刊誌(2014年春号)は「現代経済における貨幣の創造」の中で、中央銀行がベースマネーの量を操作し、経済における融資や預金の量を決定しているという見解は通俗的な誤解であると指摘している。

銀行は元手となる資金の量的な制約を受けることなく潜在的には無限に貸出しを行うことができ、制約があるとすれば、貸し手側の資金力にではなく、借り手側の返済能力にある。銀行は借り手に返済能力があると判断する限り、いくらでも貸出しに応じることができる。

銀行は貸出しを増やせば、それに応じた準備預金を増やさなければならないので、金利を調節すれば、銀行の融資活動に影響を及ぼし、貨幣供給を調整することができる。

2. 中川隆[-12274] koaQ7Jey 2020年6月23日 06:37:36 : SdKRyXdLoU : YWNCOS4wZ0FhbTY=[2] 報告
大西つねきさんの、預金の又貸しとして銀行が融資する、という貨幣論は間違い

預入によって形成される派生的預金は余剰資金であり、この信用創造は、余剰資金を資金不足主体に仲介する過程そのものであり、大西つねきさんの信用創造論は、実は金融仲介論でしかない。信用創造とは、銀行は受け入れた預金以上に貸付けることができるか否かを問うものであって、今日では個々の銀行は預金以上には貸付け得ないが、一国の銀行群全体としては本源的預金に数倍する貸付けを行いうる(C.A.フィリップス)というのが通説となっている。


内生的貨幣供給理論

貸与するかどうかの決定は、通常、中央銀行がもつ準備金や顧客からの預金とは無関係であって、とにかく、銀行は預金や準備金を貸し出しているのではない。銀行は、顧客の事業の状況、融資の見込み、および/または全体的な経済状況などの貸出基準lending criteriaに基づいて融資を行うのである。

イングランド銀行の季刊誌(2014年春号)は「現代経済における貨幣の創造」の中で、銀行は、民間主体が貯蓄するために設けた銀行預金を原資として、貸出しを行っているのは、通俗的な誤解であると指摘している。

銀行による貸出しは、借り手の預金口座への記帳によって行われるに過ぎず、銀行は何もないところから、預金通貨を作り出している。銀行は預金という貨幣を元手に貸出しを行うのではなく、その逆に、貸出しによって預金という貨幣を創造している。貨幣を負債の一種とみなす信用貨幣論を前提とし、需要に応じて銀行によって貨幣が供給されるとする理論は内生的貨幣供給論と呼ばれている。

さらにイングランド銀行の季刊誌(2014年春号)は「現代経済における貨幣の創造」の中で、中央銀行がベースマネーの量を操作し、経済における融資や預金の量を決定しているという見解は通俗的な誤解であると指摘している。
銀行は元手となる資金の量的な制約を受けることなく潜在的には無限に貸出しを行うことができ、制約があるとすれば、貸し手側の資金力にではなく、借り手側の返済能力にある。銀行は借り手に返済能力があると判断する限り、いくらでも貸出しに応じることができる。

銀行は貸出しを増やせば、それに応じた準備預金を増やさなければならないので、金利を調節すれば、銀行の融資活動に影響を及ぼし、貨幣供給を調整することができる。

3. 2020年6月23日 08:31:00 : SdKRyXdLoU : YWNCOS4wZ0FhbTY=[22] 報告
大西つねきさんの貨幣論は所謂 預金の又貸し説 と名付けられている俗説です:

又貸し説

信用創造とは、銀行は受け入れた預金以上に貸付けることができるか否かを問うものであって、それを肯定するもの(マクラウド)、否定するもの(リーフ(en:Walter Leaf))の論争の後、今日では個々の銀行は預金以上には貸付け得ないが、一国の銀行群全体としては本源的預金に数倍する貸付けを行いうる(C.A.フィリップス)というのが通説となっている[27]。

預金準備率が10%の時、銀行が融資を行う過程で以下の通り信用創造が行われる[2]。

A銀行はW社から預金1,000円を預かる。すると、A銀行はW社の預金のうち900円を貸し出すことができる。
A銀行がX社に900円を貸出、X社が900円をB銀行に預金する。同様にB銀行はX社の預金のうち810円を貸し出すことができる。
B銀行がY社に810円を貸出、Y社が810円をC銀行に預金する。そのうちC銀行はY社の預金のうち729円を貸し出すことができる。
C銀行は729円をZ社に貸し出す。

A銀行は1,000円の預金のうち、100円だけを準備として残り900円を貸し出す。A銀行が貸し出しを行うと貨幣供給量は900円増加する。貸出が実施される前は貨幣供給量はA銀行の預金総量1,000円のみであったが、貸出が実施された後の貨幣供給量はA銀行預金1,000円+B銀行預金900円=合計1,900円に増加している。このとき、W社は1,000円の預金を保有しており、借り入れたX社も900円の現金通貨を保有している。この信用創造はA銀行だけの話ではない。X社がB銀行に900円預金することで、B銀行が10%の90円の準備を保有し残りの810円をY社に貸し出す。さらに、Y社がC銀行に810円預金することで、C銀行が10%の81円の準備を保有し残りの729円をZ社に貸し出す。このように、預金と貸出が繰り返されることで、貨幣供給量が増加していく。[2]

以下の図は、1,000円の本源的預金が、預金と貸出がされるたびにその何倍もの預金額となり、貨幣供給量が増えていくことを示している[2]。

A銀行の貸借対照表
資産 負債
準備 100円 預金 1,000円
貸出 900円

B銀行の貸借対照表
資産 負債
準備 90円 預金 900円
貸出 810円

C銀行の貸借対照表
資産 負債
準備 81円 預金 810円
貸出 729円

このとき、総貨幣供給量は、以下の通りである[2]。(準備・預金比率:rr)

本源的預金{\displaystyle =}=1000円
A銀行 貸出{\displaystyle =(1-rr)}{\displaystyle =(1-rr)}×1000円
B銀行 貸出{\displaystyle =(1-rr)^{2}}{\displaystyle =(1-rr)^{2}}×1000円
C銀行 貸出{\displaystyle =(1-rr)^{3}}{\displaystyle =(1-rr)^{3}}×1000円
{\displaystyle \cdots }{\displaystyle \cdots }
総貨幣供給量{\displaystyle =}={{\displaystyle {1+(1-rr)+(1-rr)^{2}+(1-rr)^{3}+\cdots }}{\displaystyle {1+(1-rr)+(1-rr)^{2}+(1-rr)^{3}+\cdots }}}×1000円
{\displaystyle ={\frac {1}{rr}}}{\displaystyle ={\frac {1}{rr}}}×1000円

しかし、この通俗的な信用創造論には、本源的預金はどこから来るのかについてはまったく説明がなく、本源的預金が外生的に与えられ、これが貸し出されるのは金融仲介である。そして、預入によって形成される派生的預金は余剰資金であり、この信用創造は、余剰資金を資金不足主体に仲介する過程そのものであり、この通俗的な信用創造論は、実は金融仲介論でしかなく、信用創造の名前に値しない[28]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%A1%E7%94%A8%E5%89%B5%E9%80%A0
昔はこういう俗説を信じていた人もいましたが、現在ではバカだと思われています。

4. 2020年6月23日 08:36:09 : SdKRyXdLoU : YWNCOS4wZ0FhbTY=[23] 報告
昔はこういう俗説を信じていた人もいましたが、現在ではバカだと思われています。
それはお金のプール説と同じで、お金の総量が決まっていて、その中からお金を分配するという誤解に基づいているからです。

信用通貨論というのはお金のプール説を否定するものです。

5. 2020年6月23日 08:41:18 : SdKRyXdLoU : YWNCOS4wZ0FhbTY=[24] 報告
昔はこういう俗説を信じていた人もいましたが、現在ではバカだと思われています。
それはお金のプール説と同じで、お金の総量が決まっていて、その中からお金を分配するという誤解に基づいているからです。信用通貨論というのはお金のプール説を否定するものです。

通貨は基本的にはバブルで、お金の総量を増やすと貨幣価値が減っていっていずれ紙屑になります。

6. 中川隆[-12256] koaQ7Jey 2020年6月23日 08:45:02 : SdKRyXdLoU : YWNCOS4wZ0FhbTY=[25] 報告
大西つねきさんの貨幣論は所謂 預金の又貸し説 と名付けられている俗説です:
又貸し説
信用創造とは、銀行は受け入れた預金以上に貸付けることができるか否かを問うものであって、それを肯定するもの(マクラウド)、否定するもの(リーフ(en:Walter Leaf))の論争の後、今日では個々の銀行は預金以上には貸付け得ないが、一国の銀行群全体としては本源的預金に数倍する貸付けを行いうる(C.A.フィリップス)というのが通説となっている[27]。

預金準備率が10%の時、銀行が融資を行う過程で以下の通り信用創造が行われる[2]。

A銀行はW社から預金1,000円を預かる。すると、A銀行はW社の預金のうち900円を貸し出すことができる。
A銀行がX社に900円を貸出、X社が900円をB銀行に預金する。同様にB銀行はX社の預金のうち810円を貸し出すことができる。
B銀行がY社に810円を貸出、Y社が810円をC銀行に預金する。そのうちC銀行はY社の預金のうち729円を貸し出すことができる。
C銀行は729円をZ社に貸し出す。
A銀行は1,000円の預金のうち、100円だけを準備として残り900円を貸し出す。A銀行が貸し出しを行うと貨幣供給量は900円増加する。貸出が実施される前は貨幣供給量はA銀行の預金総量1,000円のみであったが、貸出が実施された後の貨幣供給量はA銀行預金1,000円+B銀行預金900円=合計1,900円に増加している。このとき、W社は1,000円の預金を保有しており、借り入れたX社も900円の現金通貨を保有している。この信用創造はA銀行だけの話ではない。X社がB銀行に900円預金することで、B銀行が10%の90円の準備を保有し残りの810円をY社に貸し出す。さらに、Y社がC銀行に810円預金することで、C銀行が10%の81円の準備を保有し残りの729円をZ社に貸し出す。このように、預金と貸出が繰り返されることで、貨幣供給量が増加していく。[2]

以下の図は、1,000円の本源的預金が、預金と貸出がされるたびにその何倍もの預金額となり、貨幣供給量が増えていくことを示している[2]。

A銀行の貸借対照表
資産 負債
準備 100円 預金 1,000円
貸出 900円
B銀行の貸借対照表
資産 負債
準備 90円 預金 900円
貸出 810円
C銀行の貸借対照表
資産 負債
準備 81円 預金 810円
貸出 729円

このとき、総貨幣供給量は、以下の通りである[2]。(準備・預金比率:rr)
(中略)
しかし、この通俗的な信用創造論には、本源的預金はどこから来るのかについてはまったく説明がなく、本源的預金が外生的に与えられ、これが貸し出されるのは金融仲介である。そして、預入によって形成される派生的預金は余剰資金であり、この信用創造は、余剰資金を資金不足主体に仲介する過程そのものであり、この通俗的な信用創造論は、実は金融仲介論でしかなく、信用創造の名前に値しない[28]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%A1%E7%94%A8%E5%89%B5%E9%80%A0
昔はこういう俗説を信じていた人もいましたが、現在ではバカだと思われています。
それはお金のプール説と同じで、お金の総量が決まっていて、その中からお金を分配するという誤解に基づいているからです。信用通貨論というのはお金のプール説を否定するものです。
通貨は基本的にはバブルで、お金の総量を増やすと貨幣価値が減っていっていずれ紙屑になります。

お金が増えれば貨幣価値がその分下がるので、要するに、紙幣に書かれている10,000円という数値を100,000円に書き換えたという様に貨幣単位が変わったというだけの話です。
マネーサプライが毎年増えている国は毎年貨幣価値が小さくなっているので、 GDP、政府支出、地価と株価は、実質価値が減らない様に、毎年上がり続けています。 詳細は

ドルは既に紙くずになっている
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10645

ただし、貨幣価値が減ったからといって給料を上げてくれる親切な会社はないので、実質賃金は下がります。商品価格のコストの大半は人件費なので、貨幣価値が減っても物価はあまり上がりません。
それで日本の物価は上がらずデフレになるのですね。

7. 2020年6月23日 09:05:30 : SdKRyXdLoU : YWNCOS4wZ0FhbTY=[26] 報告
大西つねきさんは預金の又貸し説を使って一般人に説明しているけど、結論だけは信用創造説を持ってきているんだよ。

意図的にやっているんだろうけど、こういう説明をしていると大西つねきさん自体が経済がわからないバカだと判断されるんだ:

大西つねきの間違いだらけの貨幣論
https://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-12519349408.html

8. 中川隆[-12255] koaQ7Jey 2020年6月23日 09:11:18 : SdKRyXdLoU : YWNCOS4wZ0FhbTY=[27] 報告
大西つねきさんは預金の又貸し説を使って一般人に説明しているけど、結論だけは信用創造説に合わせているんだよ。
意図的にやっているんだろうけど、こういう説明をしていると大西つねきさん自体が経済がわからないバカだと判断されるんだ:

大西つねきの間違いだらけの貨幣論
https://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-12519349408.html

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