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(回答先: メモ帳 _ アイヌ 投稿者 中川隆 日時 2020 年 1 月 04 日 10:19:17)
アイヌの日本人同化政策
明治以前は北海道にはアイヌ人しか住んでいなかったから、日本人が侵略したに決まってるよ。もう勝手に侵略して図々しく居座っている日本人を追い出すしかないだろ。
先住民が住んでいる所を勝手に侵略して開拓していい訳ないんだ。そもそもアイヌは縄文人の直系の子孫だと証明されている。アイヌ語が縄文語だというのも定説だ。
現在の北海道や千島、樺太などで狩猟採集生活を営んでいたアイヌは、日本語とは異なる独自の言語や信仰、文化、生活様式を持つ少数民族である。ところが明治維新以降、日本政府は「蝦夷地」と呼んでいた地域を北海道と改称し、本州の和人による移住・開拓が強行される。政府は同化政策を強行し、富国強兵の「臣民化」の流れで、アイヌは住む場所や文化・生活を奪われていった。和人はアイヌら北方の少数民族を「土人」などと呼び、差別的に扱っていた(そのことは、1899年制定の「北海道旧土人保護法」の名称にも表れている)。
世界的な帝国主義の潮流に遅れを取るまいとする明治維新後の日本政府は、アイヌたち少数民族を怠惰で非文明的な「土人」と捉えて、日本語を教え、日本式の風習を叩き込み、「立派な日本人」に同化させようとした。それは、「先進国」であるヨーロッパの大国が、非ヨーロッパの人々を「野蛮人」とみなし、「啓蒙」によって支配下に置こうとする構図の再生産だった。
日本政府は、アイヌに対し「日本人になりなさい」という同化政策を実行していった。当時はアイヌのアイデンティティーを否定する時代だったんです。
1956年に送ったILOへの先住民に関する報告書には、
アイヌは和人と同化したので、もはや先住民ではない、
ととんでもないことを書いているのです。
過去の日本国のアジア地域の植民地化は、アイヌ民族に対する植民地化から始まりました。国内においてはアイヌの日本人化を徹底して進め、国外に対しては従属され同化されつつある「旧土人」、英語表現上は「先住民」とされ、日・露・米・英四ヵ国で締結された国際条約「猟虎膃肭獣(ラッコ・オットジュウ)保護条約」では、アイヌをインディアン、アリュートと同列扱いをするという、二重規定を用いてきたのです。
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