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4日、韓国・SBSによると、ここ数年で韓国軍の病院の整形外科診療件数が急増する中、治療目的以外の診療も行われていたことが分かった。なんと、美容整形手術が行われていたというのだ。写真は韓国の兵士。
韓国軍の病院で兵士が整形手術の練習台に?=「病気の治療は後回し」「嫌と言えないのが軍隊」―韓国ネット
https://www.recordchina.co.jp/b608457-s0-c30-d0127.html
2018年6月7日(木) 0時40分
2018年6月4日、韓国・SBSによると、ここ数年で韓国軍の病院の整形外科診療件数が急増する中、治療目的以外の診療も行われていたことが分かった。なんと、美容整形手術が行われていたというのだ。
記事によると、軍の病院で盲腸手術を受けて入院した当時一等兵のチョンさんは、軍医官から意外な提案を受けた。チョンさんは「当時鼻の機能に問題はなかったが『鼻の手術をしたらずっときれいになる。後で一度診療を受けてみなさい』と言われ、数日後に診療を受けると自然に手術の流れに持っていかれた」と話した。そして、鼻の骨を削ってシリコンを入れる整形手術をした3年後、チョンさんの鼻は鼻の穴が左右不均等になってきた。結局、チョンさんは民間の病院で300万ウォン(約30万円)をかけて再手術を受けたという。
一方、チョンさんを執刀した軍医官は「手術を勧めてなどいない。盲腸手術を執刀した外科と協診したもの」と主張した。なお、当時、軍病院における美容目的を含む整形手術は1日当たり2件ずつあったとのこと。
この他にも同様の被害報告が出ているそうで、記事は「練習中の負傷時、軍病院の整形外科で身体部位の再生手術は当然必要なことだが、美容目的の手術は国軍医務司令部規定に違反する」と伝えている。過去3年間の軍病院の外来診療件数をみると、整形外科診療件数は増加の一途をたどり、昨年には7400件(美容目的件数は未集計)を超えたとのこと。
これを受け、韓国のネットユーザーからは「医者はいい練習台を見つけたね」「手術の練習用として軍人を利用。なのに病気の治療は後回し」など「練習のためだった」と指摘する声が相当数を占めている。
また「幹部が(手術)しようというのに、兵士が『嫌』とは言えないのが軍隊。医務科のやつらが軍隊生活を楽に送りながら、除隊後の開院目的のために兵士を対象に医療練習をするというのは大概の軍人が知っている事実」というコメントも。
今後の処置としては「憲兵隊の調査をし、当該軍医官を厳罰に処すべき」「軍法で治めよう」「軍病院を廃止して民間病院に治療を委託・管理しろ」などの意見が寄せられた。(翻訳・編集/松村)
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