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20日、韓国・アジア経済は「為替差益を狙った金塊密輸の活発化に伴い、韓国が密輸者の聖地になっている」と伝えた。韓国の空港や湾港が、香港で買った金塊を日本に持ち出す密輸ルートとして利用されているためだという。資料写真。
「ただで日本旅行に…」韓国が金塊密輸天国に=韓国ネットから懸念の声
http://www.recordchina.co.jp/b602515-s0-c30-d0058.html
2018年5月22日(火) 8時40分
2018年5月20日、韓国・アジア経済は「為替差益を狙った金塊密輸の活発化に伴い、韓国が密輸者の聖地になっている」と伝えた。韓国の空港や湾港が、香港で買った金塊を日本に持ち出す密輸ルートとして利用されているためだという。
記事によると、韓国の主婦たちの間では最近、「簡単なお使いをする条件でただで日本に家族旅行に行ける」との話が出回っている。“簡単なお使い”とは金塊の密輸で、韓国の空港の乗り継ぎ区域で金塊を受け取り、下着や靴の中に隠して日本の空港で降り、そこで待機する密輸業者に渡すとの内容だという。主婦たちは「子どもと一緒に行動すれば税関に疑われる可能性が低い」「特殊な技術でつくられた下着や靴を身に付ければ絶対にばれることがない」などと説明を受けているそうだ。
記事は「税金が課されない香港から入ってきた金塊を日本に密輸するケースが増えたことで、部外者の韓国が金塊密輸の天国に転落した」と伝えている。日本政府が香港発の飛行機の乗客に対する監視を強化したため、密輸業者らは韓国を経由し始めたという。香港発の飛行機に比べて監視が緩い上、空港内の乗り継ぎ区域は国内法の適用・処罰が難しいとの点が悪用されたという。
さらに記事は「日本政府の消費税引き上げも原因」と説明。日本が14年に消費税を5%から8%に引き上げたことで金の相場が急騰し、為替差益を通じたマージン率も上昇したという。金塊密輸の摘発件数は12年には9件だったが、14年には23件と2倍以上に急騰、さらに昨年(8月基準)は95件に上ったそうだ。
韓国で金塊の密輸組織は全国に点在しており、仁川(インチョン)だけでも5カ所以上が確認されているという。組織関係者は旅費の負担と高額報酬を条件にネット上で求人広告を出し、一般人を密輸犯罪に引き入れていたが、最近は取り締まりが強化されたため、知人を通じた紹介との方式をとるようになったそうだ。
韓国関税庁関係者は「税関も金塊密輸を根絶させるため取り締まりを強化している」とし、「免税区域で税関の監視を強化することは現実的に難しいため、適切な代案を検討している」と説明したという。
この報道に、韓国のネットユーザーからは「日本旅行のためならそんな危険も冒せるの?」「これは韓国国民の意識の問題。意識を変えなければ利用され、犯罪の奈落に突き落とされる」「家族旅行で犯罪だなんて、良心はないの?」「韓国国民はタダに弱過ぎる」「日本の犯罪植民地になっている」など驚きや懸念の声が相次いでいる。
また「厳しい国際法を適用し、外国の刑務所で罪を償わせるべき」「簡単なお使いでも懲役5年は科してほしい」など厳しい処罰を求める声も多く見られた。(翻訳・編集/堂本)
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