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24日、韓国メディアは、平昌五輪開幕の前日、北朝鮮の首都・平壌と五輪の舞台となる江陵の「温度差」が激しくなるだろうと報じた。写真は平壌。
世界が“平壌”五輪と勘違い?北朝鮮が五輪開幕前日の軍事パレードを示唆、韓国では北楽団の祝賀公演
http://www.recordchina.co.jp/b561559-s0-c50.html
2018年1月24日(水) 19時50分
2018年1月24日、韓国・MBNは、平昌五輪開幕の前日、北朝鮮の首都・平壌(ピョンヤン)と五輪の舞台となる江陵(カンヌン)の「温度差」が激しくなりそうだと報じた。
北朝鮮側は三池淵(サムジヨン)管弦楽団の祝賀公演を平昌五輪開幕の前日である来月8日に江原道(カンウォンド)江陵で行う考えを明らかにしていたが、22日に「建軍節(人民軍創設日)」を4月25日から2月8日に変更したと発表した。これを受け、記事では「平昌五輪開会式前日の2月8日は昼に平壌で建軍節閲兵式(軍事パレード)が、夜に江陵で北朝鮮芸術団の祝賀公演が続けて行われる可能性が大きい」と伝えている。
韓国統一部によると、23日夜も北朝鮮側から芸術団問題と関連した通知文が届き「三池淵管弦楽団は来月8日に江陵アートセンターで、11日にソウルの国立劇場で公演する」と伝えてきたという。これについて、統一部当局者は「事前視察団が来韓時(今月21〜22日)に協議した内容とほぼ変わらない」と話しており、北朝鮮側の提案を韓国政府がそのまま受け入れる可能性が大きいとされる。
一方、朝鮮中央通信は労働党中央委政治局の決定として「建軍節を4月25日から2月8日に変更した」と報道。当初、北朝鮮は1948年2月8日を人民軍創建日としていたが、78年からは金日成(キム・イルソン)主席がパルチザン(遊撃隊)をつくったとされる32年4月25日を軍の創建日に決め、毎年この日を「建軍節」としてきた。これは金正日(キム・ジョンイル)総書記の時も維持されていたが、このほど金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が再び戻すことにしたものと考えられるという。
これと関連して、北朝鮮が平壌の美林(ミリム)飛行場に兵力や車両などを動員し、正規軍創設70周年を記念した軍閲兵式の開催を準備する動向が確認されたというニュースも報じられている。
韓国のネットユーザーからは「北朝鮮の建軍節を韓国がしてあげるの(笑)?」「何してるの。ため息ばかり出てくる」「五輪開催2週間前に統一チームとして会うこと自体話にならない」など反論意見が多く、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対しても「韓国の大統領?。それとも金正恩の奴隷?」「全部大統領のせい。弾劾しよう!」と厳しい声が上がっている。
そのため「周りが見たら『平壌で五輪が開催される』と勘違いしそう」「平和をテーマにした開会式公演で韓国選手らが統一旗を手に共同入場…。世界に感動を与えるどころか笑われそう」と世界の目を心配するユーザーも絶えないようだ。(翻訳・編集/松村)
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