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15日、慰安婦問題合意をめぐり、日韓議員連盟の主要議員が東京のど真ん中で舌戦を繰り広げた。写真はソウルの慰安婦少女像。
慰安婦問題で持ち切り、日韓議員の親睦行事が“ピリピリムード”に=韓国ネットからは「これ以上日本を苦しめるのはやめて」の声も
http://www.recordchina.co.jp/b254030-s0-c10.html
2018年1月15日(月) 12時40分
2018年1月15日、慰安婦合意問題をめぐり、日韓議員連盟の主要議員が東京のど真ん中で舌戦を繰り広げた。韓国・中央日報が報じた。
舌戦は今月11日、帝国ホテル内にある中国料理店「北京」で繰り広げられた。在日本大韓民国民団(民団)の新年行事に出席するため韓国の国会議員団が東京を訪れ、日韓議員連盟の日本側の会長を務める知韓派の額賀福志郎議員らが出迎えたとされる。そんな中、額賀議員が冒頭のあいさつで「今回の慰安婦合意問題には当惑している。国家と国家の約束は着実に履行することが国際的な常識だ」と切り出すなど、半分以上が慰安婦問題関連の話だったという。
また「李洙勲(イ・スフン)駐日韓国大使から事前に説明を聞いた際には、韓国が合意を認めて履行するものと理解したが、今出ている報道を見ると理解できない。歴史問題が両国関係の障害になってはならない」と伝え、さらに「外交は単独で行うものではなく相互間で行うものであり、互いの国益を考慮しなければならない」とも強調したとされる。
結びのあいさつでは「東京はソウルより暖かい。皆さんを温かく歓迎したい」「両国の国民がより多く往来できるようにしよう」など温かい言葉で締めくくったというが、同紙は、韓国に対する理解が相対的に深く温和な性格で有名だった額賀議員が珍しく「とげとげしかった」と評した。
その後、日韓議員連盟の韓国側の副会長を務める宋永吉(ソン・ヨンギル)議員は「慰安婦合意は調整が避けられない」とし、終始韓国政府と文在寅(ムン・ジェイン)大統領の立場を代弁したとされる。特に「私も元弁護士だが、(弁論する際に)被害者の意見を十分に聞かない場合は弁護士が解任されることもある。慰安婦合意は被害者の立場や国民の意思が反映されていなかった」との趣旨の発言をし、さらには韓国人強制徴用被害者問題まで取り上げたという。
これを受け、同紙は「かつては日韓両国間に対立要因が浮上したとしても、日韓議員連盟所属の議員らは互いに公開的な発言を自制したり、迂回的な表現を使用したりするのが一般的だった。しかし、今回は互いに主張を伝えたようだった」と報じている。
韓国のネットユーザーからは「さすが『共に民主党』(韓国与党)議員は堂々としていていい」「すっきりした!」「ソン議員、応援します」など韓国側の対応を支持する意見が多く、合意について「合意破棄なんてしてないし、そもそも被害者の反対を押し切って非公開で(合意を)推し進めたんじゃなかった?」「慰安婦合意は日本のためのものであって、慰安婦当事者のためのものではない」と厳しい声が上がっている。
しかし、一方では「いつまで過去を引きずるの?せめて生きている元慰安婦被害者だけでも幸せに過ごせるようにしなきゃ。文政権はなぜ国の友好をこんなふうにできるの?」「慰安婦問題を後世に残してはならない。恨みを伝えていってはならない。若者は日本と仲良くすべき」「これ以上日本を苦しめるのはやめて、同盟国家同士仲良くしようよ」と訴えるユーザーも少なからずいるなど、長引く問題は人々の気持ちにわずかながら変化をもたらしているようにもみえる。(翻訳・編集/松村)
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