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5日、平昌五輪をめぐって現地宿泊施設の料金高騰が問題となる中、韓国・ヘラルド経済が、こうした宿泊業界の「ぼったくり」の主なターゲットは外国人観光客だとする記事を報じた。資料写真。
<平昌五輪>1泊6000円台のはずの宿、英語で「ハウマッチ?」と聞くといくらに?=韓国ネット「だから五輪は平昌で、観光は日本でと言われる」
http://www.recordchina.co.jp/b225783-s0-c50.html
2017年12月7日(木) 7時50分
2017年12月5日、平昌(ピョンチャン)五輪をめぐって現地宿泊施設の料金高騰が問題となる中、韓国・ヘラルド経済が、こうした宿泊業界の「ぼったくり」の主なターゲットは外国人観光客だとする記事を報じた。「国家的かつ世界的なイベントであるべき五輪が、宿泊業界のねじ曲がった商業主義により汚染されかねない」と記事は懸念を伝えている。
最近、平昌五輪会場付近を訪ねたカナダ人留学生のエピソードが複数のメディアで報じられた。この男性がスケート競技会場のある東岸の都市・江陵(カンヌン)のモーテル街で宿泊料金を尋ねたところ、「12万5000ウォン(約1万2800円)」との回答だった。しかし約3時間後、韓国人記者が電話で同じ宿に問い合わせたところ、料金が「6万5000ウォン(約6700円)」に下がったというものだ。
留学生は「五輪の時でも同じような状況なら宿泊は諦めざるを得ない。一つ二つ競技を見てそのままソウルの自宅に戻る計画を立てなければならない」と話したという。
ヘラルド経済によると、江陵や平昌などの宿泊施設は、オン・オフシーズンなどの料金設定とは別に「五輪期間中」の料金を設けており、同期間の宿泊料は通常期の2〜3倍に上っているという。トップシーズンでも1泊18万ウォン(約1万8500円)の2人用の部屋が、五輪期間は45万ウォン(約4万6100円)に上がっている例もある。
地元の江原道(カンウォンド)は先月27日、「平昌五輪競技場から1時間以内の大型宿泊施設17カ所4904室に対し、一般客の早期予約を可能とするよう協議を完了した」と明らかにしたが、記事は「こうした対策に効果があるかは未知数だ」としている。
この状況に、韓国のネットユーザーからも「平昌失敗の理由はこれだな」「地元住民の協力がこんなものなら五輪は取りやめるべき」と懸念の声が上がり、「本当に恥ずかしい」「韓国に恥をかかせるな」「その宿は五輪終了まで営業停止にすべき」「外国人だけでなく、僕らも現地に行くのはやめようぜ」など、宿泊業者への怒りの声も多数寄せられている。
中には「値上がり分は翻訳費用かな?」と面白がるようなコメントもあったが、「五輪は平昌で、観光は日本で、と言われる理由が分かる」「こんなことをするために五輪誘致に一生懸命になってたなんて」など嘆く声が続いている。(翻訳・編集/吉金)
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