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格安航空を利用し日帰りで日本旅行を楽しむ韓国人が急増していることが分かった。写真は福岡。
韓国の旅行通はソウルより福岡へ!日帰りでお得に訪日観光する韓国人が急増
http://www.recordchina.co.jp/b220126-s1-c30.html
2017年11月27日(月) 19時40分
2017年に日本を訪れた韓国人は10月までの累計で583万8000人余り、前年同期から40.0%と驚異的な伸びをみせている。原因は為替レートの影響や格安航空(LCC)路線の拡充、そして韓国と日本の距離的な近さなどさまざま言われているが、そうした中、LCCを利用し日帰りで日本旅行を楽しむ人が急増していることが分かった。韓国経済新聞が報じた。
報道によると、韓国のLCC・チェジュ航空のソウル仁川(インチョン)−福岡線を利用した日帰り客は今年の月平均で185人となり、15年の22人の8倍以上に増えた。同社の全路線の乗客増加率(31.7%)と比べても急激な伸びだ。彼らの多くは、午前6時30分の始発便でソウルをたち約半日の福岡観光を満喫、午後6時45分福岡発の便で帰国するという。
同社関係者は福岡日帰り旅の人気の理由について、セールなどをうまく活用すれば燃油サーチャージを含めても片道3万3900ウォン(約3500円)から入手できるというチケットの安さと、1時間ほどと短い飛行時間、そして福岡空港が市街までアクセス至便という立地の良さがあると説明している。
こうした状況は他のLCC各社も同様のようだ。エアプサンの釜山(プサン)−福岡便を利用し日帰りで往復した乗客は、14年の1826人から16年には8607人と4.7倍ほどに増加。ティーウェイ航空でも、福岡便の日帰り利用客は今年上半期と比べ下半期に68%増えたという。LCCの関係者は「現地でおいしいものを食べ、免税品を買って帰る『お得感』」を楽しむ人が増えていると話す。
片道4万ウォン(約4100円)ほどとなれば、ソウル−釜山間の高速鉄道(KTX)の乗車料金よりも安い。そのため、LCC各社のセールを狙って安いチケットをまず入手し、それから休みを取るなど旅程を組み始める「即興型」の旅が韓国で一つのトレンドとなりつつあるそうだ。(提供/Bridge・編集/Minami)
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