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24日、韓国・ソウル経済新聞などによると、来年の平昌五輪・パラリンピックを文化面から盛り上げようと行われている文化イベント「平昌文化五輪」の企画のトップに詐欺の疑惑が浮上した。写真は平昌五輪会場となる龍平リゾート。
ロゴ盗用疑惑の平昌五輪関連イベント、今度は企画責任者に詐欺の疑い=韓国ネット「平昌のイメージはもうガタ落ち」「大失敗の声がここまで聞こえる」
http://www.recordchina.co.jp/b222437-s0-c50.html
2017年11月27日(月) 12時40分
2017年11月24日、韓国・ソウル経済新聞などによると、来年の平昌(ピョンチャン)五輪・パラリンピックを文化面から盛り上げようと行われている文化イベント「平昌文化五輪」の企画のトップに詐欺の疑惑が浮上した。同イベントをめぐっては、9月にロゴデザインの盗用疑惑も持ち上がっている。
水原(スウォン)地検特捜部は同日、地域イベントの補助金を横領した詐欺の容疑で、平昌文化五輪の総括企画者でチャラソム青少年ジャズセンター代表のA氏を調べていることを明らかにした。
A氏は2015年8月、京畿(キョンギ)文化財団から4億3000万ウォン(約4400万円)余りの補助金を受けて「ミュージックラン平沢(ピョンテク)」というストリート公演を開催したが、補助金のうち1億ウォン(約1030万円)相当を横領した疑いを持たれている。
A氏自身は「補助金関連業務についてはスタッフらが行っていたため私は何も知らない」と容疑を否認しているという。
検察は補助金の使途が一部不明だとしてA氏の逮捕状を請求したが、裁判所から棄却された。24日に令状審査を行った水原地裁は、棄却理由について「容疑について争う余地があり、現段階で逮捕の必要性が認められない」と明らかにした。
しかし逮捕のいかんにかかわらず、A氏が引き続き平昌文化五輪の業務を行うのは難しい見通しだ。国の文化体育観光部の関係者は「近いうちにA氏の進退について整理をしなければならないものとみられる」とし、「彼が引き受けた企画はすでに完了し実行段階にあるため、業務への支障はない」と話しているという。
この報道に、韓国のネットユーザーからは「五輪はうまくいってほしいけど、前政権のおかげで平昌関連のことは全部臭う」「後始末に大忙し」など、前朴槿恵(パク・クネ)政権を批判する声がある一方で、「みんな前政権のせいなの?前政権で担当がミスすると大統領のせい。今は担当がミスすると前政権のせい」と皮肉る声も上がっている。
また「平昌大失敗の声がここまで聞こえる」「お偉いさん同士の宴なんてどうでもいいです」「平昌のぼったくり説は海外にも広まって、もうイメージがガタ落ちだよ」と諦めめいたコメントも目立った。(翻訳・編集/松村)
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