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19日、韓国・聯合ニュースによると、ソウルの住宅中位価格が東京に比べ約1025万円以上高く、住宅購入に必要な準備期間も5年近く長いという。写真はソウルのマンション。
ソウルの住宅価格、東京より1000万円以上高く、購入準備期間も5年近く長い=「全て上位1%の人たちの中の話」―韓国ネット
http://www.recordchina.co.jp/b219008-s0-c20.html
2017年11月20日(月) 9時30分
2017年11月19日、韓国・聯合ニュースによると、ソウルの住宅中位価格が東京に比べ1億ウォン(約1025万円)以上高く、住宅購入に必要な準備期間も5年近く長いという。
共に民主党の朴洸オン(パク・グァンオン)議員が国会立法調査処に依頼して分析した結果によると、昨年末基準でソウルの住宅中位価格は4億3485万ウォン(約4460万円)となり、全国で最も高額だった。住宅中位価格は、住宅販売価格を価格の順に並べたときの中間にある住宅の売買価格を意味する。
ソウルの住宅中位価格は3億1136万ウォン(約3190万円)の東京(11月15日の為替基準)より1億2349万ウォン(約1270万円)、1億9808万ウォン(約2030万円)の大阪より2億3677万ウォン(約2430万円)高かった。
ソウルは、米ワシントン(4億3883万ウォン=約4500万円)、ニューヨーク(4億4340万ウォン=約4450万円)と似た水準にあり、香港(7億7486万ウォン=約7490万円)、英ロンドン(6億4473万ウォン=約6600万円)よりは低かった。
統計庁による2人以上の非農家の都市世帯平均所得(4728万ウォン=約475万円)を基準にすると、収入を一銭も使わずに9.2年間貯蓄して、やっとソウルの中位価格の住宅が購入できる。一方、東京の場合4.7年、シンガポール4.8年、ニューヨーク5.7年となり、これら都市に比べ住宅購入に必要な準備期間が3〜5年長かった。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「全て不動産投機の結果」「金もうけには、とにかく不動産が一番で、みんながみんな不動産を金もうけの道具にしている」など、不動産投機に言及する意見が寄せられた。
また、「全て上位1%の人たちの中の話だ。庶民には無関係」「給料は安いのに、住宅価格だけ高いという事か」「住宅価格だけじゃない。一般的な物価を比較しても韓国は高い」など、格差に関連した意見もみられた。
その他、「金利を上げなければいけないな」「肌感覚では東京の方が高いように感じるけど」などとするコメントもあった。(翻訳・編集/三田)
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