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6日、韓国・ソウル経済新聞は、経済が長期不況に陥った1990年代に生まれ景気低迷の中で育ち、社会的成功や結婚に無関心な「さとり世代」とも呼ばれた日本の20歳代が、再び安定した社会的地位と結婚後の生活を夢見るようになったと伝えた。写真は日本。
結婚も社会的成功も…再び夢を抱き始めた日本の就活生に韓国からうらやむ声=「やはり先進国は違うね」「日本と比較すること事態が間違いだ」
http://www.recordchina.co.jp/b175182-s0-c30.html
2017年8月8日(火) 7時40分
2017年8月6日、韓国・ソウル経済新聞は、経済が長期不況に陥った1990年代に生まれ景気低迷の中で育ち、社会的成功や結婚に無関心な「さとり世代」とも呼ばれた日本の20歳代が、再び安定した社会的地位と結婚後の生活を夢見るようになったと伝えた。
記事は最近の日本の大学生の就職活動について、準備期間は3〜4カ月程度、大学により差はあるものの、大学側が1人に対し20〜50社の就職支援を行うと、少なくても2社、多い場合は10社以上から採用の内定を受け取ると説明している。
また、「日本企業は求職者にこれといった資格を求めることもないため、就職活動といっても、1日4時間程度、各社の就職説明会に参加するだけ」だとして、東京の私立大3年生の就活生のある一日を紹介した。それによると、起床は朝8時30分、午前10時に就職説明会に参加。正午から昼食を取り、午後1時にはネットカフェで休憩、そして午後3時に再び就職説明会に参加して、夕方の6時30分には帰宅する。
就職難が続く韓国の就活生の一日はどうだろうか。同記事によると、朝7時起床、9時にTOEICの授業を受け、11時には昼食と休憩を取る。午後1時に語学の勉強会に参加し、4時からは自習、6時に夕食と休憩を取り7時から再び自習、帰宅は夜10時だ。
韓国の就活生の生活は、ほぼすべてが語学試験の点数や、各種資格など「スペック」を積むために費やされている一方、日本の就活生の一日にはそのための時間がみられない。同紙がこの点について東京の私立大の就職サポート担当者に話を聞いたところ、「企業は基本的に入社後に教育しよういう考え」であり、また最近は学生の売り手市場のため、特別な資格のない学生も自信が高まっているとの回答だった。
韓国では就職できないことから恋愛や結婚まで諦める若者たちが問題となっているが、一方の日本の「さとり世代」には変化の兆しがみえているようだ。同紙が東京都内の採用イベント会場で取材した若者の多くが社会的成功と自身の人生両方に対し夢を持っていたといい、ある女子大学院生は「キャリアも重要だと思うので、35歳ごろに結婚すると良さそう」と将来の結婚の夢を語ったという。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「やはり先進国は違うね」「うらやましいなあ」「日本はまだ内需で国を支えていけるからね」「日本に行きたい」など、日本の現状をうらやむ声が多く寄せられた。
また、「韓国は普通の国ではない」「こんな国にしたのは李明博(イ・ミョンバク)と朴槿恵(パク・クネ)だ」「ヘル朝鮮(地獄のような韓国)とは大違い」「アジア通貨危機以後、住みやすい国づくりに失敗した」など、疲弊した国内状況に悲観的なコメントも多数あり、さらに「日本と比較すること事態が間違っている」「好景気の日本に商品を輸出して、国内景気を回復させよう」などといった書き込みもあった。(翻訳・編集/三田)
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