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16日、韓国で「オムク」と呼ばれる魚の練り物製品を販売する会社「サムジンオムク」を退職した人たちが、社内で練り物を水洗いしていた事実を動画で暴露し、物議を醸している。写真は韓国で売られているおでん。
腐りかけの練り物を水洗いして再利用?韓国の老舗メーカーが「昔のことだが…」と謝罪=ネットは「裏切られた」と怒り
http://www.recordchina.co.jp/b181605-s0-c30.html
2017年6月20日(火) 0時40分
2017年6月16日、韓国で「オムク」と呼ばれる魚の練り物製品を販売する会社「サムジンオムク」を退職した人たちが、社内で練り物を水洗いしていた事実を動画で暴露し、物議を醸している。韓国・ニュース1が伝えた。
韓国の地方紙・京畿(キョンギ)日報は16日、サムジンオムク板橋(パンギョ)店を退職したA氏が動画4本を公開し、「売り場の管理者から、流通過程で変質してねばつきや異臭のする練り物を水洗いして客に販売するよう強要されていた」と証言したと報じた。
これを受けサムジンオムクは、パク・ヨンジュン代表取締役名義の謝罪文を出し「昔のことではあるが、私どものミス」と、暴露された内容の一部が事実であることを認め、「今回のことで傷ついた多くの方々におわびしたい」と謝罪、「会社の指針に反する指示をした社長の親戚とされる板橋店の従業員を解雇した。板橋店で発生した事件ではあるが、すべての直営店に対していま一度徹底的な点検を行っている」と明らかにした。
同社によると、問題となった板橋店では、練り物を水洗いした後、キッチンペーパーで拭いて揚げ販売した事例があったという。また食品衛生法上、各店舗でばらで販売する際には、すでに揚がった製品でも必ず二度揚げして販売することになっていたそうだ。
一方でパク氏は、報道されたように「流通期限が過ぎたり変質して異常があったりした製品は絶対になかった」とし、「商品は全国の直営店に毎日配送されており、生産後48時間以内に全製品を使い切っている。3代目を継ぎ、この部分は徹底的に守っている。これだけは信じてもらいたい」とも訴えた。
サムジンオムクは1953年に釜山(プサン)で創業、近年はソウルや近郊にも販売店ができているほか、商品は釜山の人気土産にもなっていた。それだけに今回の暴露にネットユーザーの衝撃は大きく、記事には2000を超えるコメントが寄せられている。
特に「オーマイゴッド!」「あってはならないこと。それ相応の責任を問うべき」「高くてもおいしいから時々買って食べてたのに。裏切られた」とサムジンオムクへの非難コメントが多いほか、「政府にお願いしたい。食べ物でふざけるやつは廃業にして、刑事告発をしてくれ。でないと同じことばかり起こって何も変わらない。罰金払って終了、年月が過ぎればまた買ってしまう国民性も問題」と処罰の甘さを指摘する声も目立つ。
また、「日本ならこういう会社は破産手続きさせるだろう」「果たしてここだけかな?大企業にしろ中小企業にしろ、どこも同じ。食品工場に行くと食べたくなくなる」といったコメントもみられた。(翻訳・編集/松村)
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