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7日、ファストフードチェーン「バーガーキング」が韓国で先月売り出した「ズワイガニワッパー」の包装紙デザインをめぐり、一部ネットユーザーから「旭日旗を連想させる」と抗議の声が上がっている。写真は旭日旗。
赤いカニの絵柄も旭日旗っぽいからNG?韓国メディアが「度を越した反日感情」と問題視も、ネットは反論「誰がどう見ても旭日旗」「不買だな」
http://www.recordchina.co.jp/b180472-s0-c30.html
2017年6月8日(木) 7時10分
2017年6月7日、ファストフードチェーン「バーガーキング」が韓国で先月売り出した「ズワイガニワッパー」の包装紙デザインをめぐり、一部ネットユーザーから「旭日旗を連想させる」と抗議の声が上がっている。韓国経済新聞はこの一件など「ジャンルを問わない『親日』のレッテル貼り」の事例を挙げ、度を越した韓国人の反日感情が背景にあると懸念を含め報じた。
白地に赤色で大きくズワイガニを描いた「ズワイガニワッパー」の包装紙。バーガーキングは「カニを具象化して表現した」としているが、この絵柄が韓国のネットなどで「旭日旗と似ている」と指摘され、ついには同社を「親日企業」と攻撃する声まで出ている。一方で、記事によると「ファストフードにまで『親日』のレッテルを貼るのは常識外れ」との声も多いという。
記事は、近年起こった「旭日旗関連の主な騒動」をリスト化して紹介している。これによると、2012年以降、今回のカニ問題も含めその数6件。ほぼ毎年、さまざまな所で大小の騒動が起こっているのだ。例えば12年には、韓国の地方都市の駅前広場を空中から見た形が旭日旗に似ていると指摘され問題に。14年にはある芸能人が赤いしま模様の衣装でテレビ出演、旭日旗とは無関係の柄だったが批判が収まらず謝罪した。
韓国国内だけではない。同年には米ニューヨークの銀行の壁に描かれた太陽の絵柄に、現地の韓人父兄協会から抗議があり絵柄が変更され、昨年は世界的ファッションブランドのショーに登場した日の出柄のジャケットが問題視された。
こうして繰り返される旭日旗論争は、過度な民族主義と民族主義的コンプレックスが引き金となっていると記事は指摘する。ある文化評論家は「カニのデザインから旭日旗を連想するのはナンセンス」として「民族主義に傾倒した常軌を逸した“嫌日”」だと指摘、またソウル大名誉教授の李栄薫(イ・ヨンフン)氏は「常にそうであるように、旭日旗論争も日本に対し(韓国人が)抱いている一種のコンプレックスの働き」だと説明した。
この問題は韓国のネットユーザーの関心が非常に高く、同記事には5000を超えるコメントが寄せられている。その中で多くの共感を得ているのは、掲載されたズワイガニの包装紙デザインについて「誰がどう見ても旭日旗だよ」「旭日旗を思い浮かべて描いたに違いない」「逆にこれが旭日旗だと思わない人がおかしい。不買だな」「誤解される余地があるなら、初めからまったく別のデザインにすべき。自分のおばあちゃんが慰安婦被害者ならこんなデザインはできないはず」と指摘するものだ。
また、「何も度を越してなんかいない。日本はいまだに誠意ある謝罪をしていないんだぞ」「記者はどこの国の人間なんだ?」と記事の指摘に反論する声も多く、「これはさすがに被害妄想」と記事に同調する意見は少数だった。(翻訳・編集/吉金)
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