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17日、韓国メディアによると、韓国・京畿道義王市のソウル拘置所に収監されている朴槿恵前大統領が、持病の胃腸病のためまともに食事ができず激やせするなど、拘置所への適応に苦慮していることが分かった。写真は朴前大統領に関する報道。
収監中の朴前大統領が激やせ?持病の悪化でほとんど食事取れず=韓国ネット「どうせ弱っている“ふり”」「いつか疑いが晴れる日が…」
http://www.recordchina.co.jp/b174204-s0-c10.html
2017年4月17日(月) 15時50分
2017年4月17日、韓国・東亜日報によると、韓国・京畿道義王市のソウル拘置所に収監されている朴槿恵(パク・クネ)前大統領が、持病の胃腸病のためまともに食事ができず激やせするなど、拘置所への適応に苦慮していることが分かった。
矯正当局と朴前大統領の側近によると、5回にわたる検察特別捜査本部の訪問調査を受けた朴前大統領は、消化不良と体力低下の症状を見せている。朴前大統領の側近は「朴前大統領は大統領府で生活していた時から胃腸病のために食事をゆっくり取り、食事制限をしてきた」とし、「拘置所の配食時間と献立に適応できず、食事をほとんど取らなかったり、消化不良を起こすことが多い」と明らかにした。また、「朴前大統領はまともに栄養を摂取できていない状態で検察の取り調べを受けているため、気力が落ちている」とし、「取り調べを受ける時以外は独房の中で過ごし、運動や外部活動はほとんどしていない」と説明した。
さらに、朴前大統領の友人であり、今回の国政介入事件の中心人物である崔順実(チェ・スンシル)被告はソウル九老区の南部拘置所に収監されているが、17日に予定されている朴前大統領の起訴を前に、朴前大統領の近況に大きな関心を寄せているという。
崔被告は「朴前大統領がとても悔しがっていると聞いた。私は約40年近くで見てきた朴前大統領のことをよく分かっている。朴前大統領がちゃんと裁判に臨めるよう協力したい」と話しており、弁護人らに対し「朴前大統領の裁判に証人として出席し、悔しさを晴らしてあげたい」との考えを伝えたことが分かった。崔被告の側近は「崔氏は面会中に朴前大統領の話が出ると涙を見せ、『拘置所の中ででもお会いしたかったが、合わせる顔がなく勇気が出なかった』と話した」とし、「朴前大統領と崔氏が“経済共同体”ではないとしても、“精神的共同体”であることは明らかなようだ」と述べた。
この報道に韓国のネットユーザーからは多くのコメントが寄せられているが、「韓国国民は朴槿恵のせいで胃腸病にかかった」「誰も心配しない。私は今回の事件のせいで数カ月まともに寝られなかった」「どうせ弱っている“ふり”」「胃腸病で食べられないのではなく、ただ食事が口に合わないんでしょ?」「大統領府にいる時にちゃんと治療をしていればよかったのに。余計な整形手術ばかりしていたから」「ボトックスが打てないから顔がやつれたのだろう」「強制的に運動や外部活動をさせればいい。動いてお腹がすいたら、人間は残さずに食べるもの」など朴前大統領に対する厳しい声が目立ち、多数の共感を得ている。
一方で「涙が出る。国民のために全てを捧げた人なのに」「朴前大統領はもともと胃が弱い。ちゃんと治療を受けられているだろうか?」「いつか必ず疑いが晴れる日がくるはず。頑張ってほしい」など心配や応援の声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
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