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28日、韓国メディアによると、ソウル日本大使館前の慰安婦を象徴する少女像が、早ければ今年4月から管轄する鍾路区の公共造形物として管理される。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真はソウル日本大使館前の慰安婦像。
「日本大使館前の慰安婦像を勝手に撤去させない」管轄区が管理できるよう条例改正へ=韓国ネット「国のプライドを守る行動」「本当に独立したの?」
http://www.recordchina.co.jp/a170799.html
2017年2月28日(火) 11時40分
2017年2月28日、韓国・聯合ニュースによると、韓国・ソウルの日本大使館前に設置されている慰安婦を象徴する少女像が、早ければ今年4月から管轄する鍾路区の公共造形物として管理される。所属自治区が管理に積極的に乗り出したことで、慰安婦像がむやみに撤去されることはなくなるとみられる。
鍾路区は同日、「鍾路区都市空間芸術条例」改正案が昨年区議会に提出され、早ければ今年4月の本会議で上程、成立すると明らかにした。日本大使館前の慰安婦像はこれまで、違法ではないが機関の管理を受けられないという中途半端な状況にあった。
慰安婦像は2011年、女性家族部の協力要請に対し、鍾路区が「外交通商部の意見をまとめた後に建立を支援する」と回答したことにより設置された。つまり、鍾路区の歩道に設置したこと自体には問題がなかったということだ。しかし、関連規定があいまいで、区が積極的に管理に乗り出すことが難しい実情があった。道路法施行令55条は電柱・電線・水道管・ガソリンスタンド・鉄道・看板・横断幕など、占用許可を受けられる工作物や施設の種類を定めているが、慰安婦像のような造形物はどの項目にも該当しないためだ。
今回の条例改正案はそのような規定の空白を埋めるため、公共施設に建立する銅像、記念の塔、記念碑、環境造形物、象徴の造形物、記念の造形物などを公共造形物と明確に定め、区が管理できるようにした。具体的には、管理対象を作成・設置・提出、周辺環境の整備・維持、破損した場合の補修に必要な措置などをするようにした。また、主管部署で年1回以上の点検ができる条例上の根拠も用意した。
特に公共造形物を移設、撤去する場合は、建立した主体に通知し、区の都市空間芸術委員会の審議結果に従うよう定めた。慰安婦像がむやみに撤去されないよう、一種の安全装置を設けたことになる。
この報道に、韓国のネットユーザーは「真の愛国者」「国のプライドを守る行動を支持する」「少女像を守るために条例をつくる鍾路区を応援する。歴史はありのままの姿で守られるべき。日本が謝罪すれば許すことはできるが、絶対に忘れてはならない」など、鍾路区の条例改正案を歓迎するコメントが多く寄せられた。
その他、「日本の植民地支配から解放されて70年以上たったのに、慰安婦像を1体設置するだけでも『断交する』と脅される。韓国は本当に独立したのだろうか?真剣に考える時だ」「慰安婦像は日本だけでなく、私たちにも間違った歴史を反省しようと伝えている」「日本の手下となって国民と戦う韓国政府は反省してほしい」などの意見もみられた。(翻訳・編集/堂本)
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