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23日、韓国の「庶民の足」としての役割を着実に果たしてきてくれた元祖・特急と急行列車が、サービスや車両を大幅に改善し再出発することになった。写真はセマウル号。
韓国の「おんぼろで臭い列車」が汚名返上へ=韓国ネット「客のマナーにも問題がある」「そもそものトイレ掃除の回数がおかしい」
http://www.recordchina.co.jp/a167902.html
2017年2月26日(日) 1時30分
韓国に高速鉄道KTXが誕生してはや10年余り、KTXが続々と路線を拡張する中でも比較的安価な料金で「庶民の足」としての役割を着実に果たしてきてくれた元祖・特急と急行列車が、サービスや車両を大幅に改善し再出発することになった。2017年2月23日、韓国・聯合ニュースは、これらの列車が「古びて悪臭漂う列車」という汚名をそそぐ見込みだと伝えている。
韓国国土交通部は23日、在来線の特急に当たる「セマウル号」、急行に相当する「ムグンファ号」などのサービス・設備向上のための改善策をまとめたと明らかにした。まずは老朽化した車両の設備改善が行われる。ムグンファ号の場合、客車の内装・床材・座席カバー・冷房装置など、古びて本来の機能を果たせていない部分を中心に今年中にすべて手入れを終える。また老朽化や混雑の影響で故障が相次ぎ車内の悪臭の原因となっていたトイレについても年内に設備を改良、運行中の清掃と清掃員の記名を徹底し、汚物回収の頻度も3日に1度から毎日に変更するなど環境改善策を施行する。さらに車両連結部も、より密閉性の高いものに18年までにすべて交換、ほこりや煙、騒音の外部からの流入を減らす計画だ。
外観も改善される。現在、車両の塗装が不良とされる45両は今月末までに補修を完了、以降も運行中の全車両を対象に外観整備を行う。さらに、老朽化がひどく内部・外部ともに整備効果が見込めない車両については、安全点検を行った上で廃車処分とし、新たに製作中の車両に段階的に切り替える方針だ。
この報道にはこれまで列車を利用してきた韓国のネットユーザーからさまざまな声が寄せられているが「ムグンファ号の臭いは本当にひどい」「トイレだけじゃなくて座席のカーテンあたりからも強烈な臭いが…吐きそうになった」「一度乗ったけど、息も吸えないくらい臭かった。庶民だって人間だ」など鼻をつまみたくなるような体験談が目立つ。
また「そもそも汚物回収が3日に1回ってどうなの?」「KTXでなくセマウルやムグンファに乗る庶民は犬や豚扱いだったってことだな」との声や、「料金の高いKTXに乗るように、わざとサービスを悪くしてたんじゃないのか?」「高速鉄道ができる前は、セマウルもムグンファも清潔だったのに」など疑う声、そして「トイレを使う客の意識にも問題がある」「トイレよりも子どもが車内でうるさく走り回ってる方が問題。乗務員も何も言わないし」など乗客のマナーの問題を指摘する声もあった。(翻訳・編集/吉金)
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