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16日、韓国メディアによると、日本内の代表的な知韓派として知られる武藤正敏元駐韓日本大使が「韓国人に生まれなくてよかった」と題するコラムを掲載したことが、韓国で物議を醸している。写真は韓国・ソウル。
元駐韓日本大使が語る「韓国人に生まれなくてよかった」理由に、韓国ネットが納得?=「韓国が変えるべき点」「日本も良いと言えるほどでは…」
http://www.recordchina.co.jp/a163169.html
2017年2月17日(金) 7時10分
2017年2月16日、韓国・中央日報によると、日本内の代表的な知韓派として知られる武藤正敏元駐韓日本大使が「韓国人に生まれなくてよかった」と題するコラムを掲載したことが、韓国で物議を醸している。
武藤氏は14日、日本の週刊誌に掲載されたコラムで「韓国は大学の入学戦争と就職戦争、結婚難と高い自殺率を記録する厳しい競争社会」と明らかにした。また、朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾問題について、「本人の有罪が確定していない時点で一部市民のデモにより退陣に追い込まれることは、民主主義国家と言えるのか疑問だ。日本では起こりえないこと」と指摘した。さらに、コラムの後半部分では「韓国は男性が抑圧される社会」と主張。武藤氏は「昨年の韓国外交部の合格者の70%以上が女性だった。一般的に筆記試験の成績は女性の方が良いが、原因は男性に科された徴兵制だ。男性が兵士に取られている間に女性は試験の準備をしている」と説明した。
武藤氏は李明博(イ・ミョンバク)前大統領が竹島を訪問した12年8月に一時帰国し、12日後に帰任した大使。1948年に東京で生まれ、横浜国立大学在学中に外務省試験に合格。初任の事務官時代に韓国研修を通して韓国語と韓国文化を学び、日本内では「コリアスクール」の父と呼ばれた。
この報道に、韓国のネットユーザーからは「冷静に韓国社会を見ている」「悔しいけど何も言い返せない」「現実を受け入れよう」「正しい主張だ。韓国が変えるべき点」「韓国人は幼い時から受験戦争を経験し、就職難に苦しむ。社会に出たら安月給と過酷な労働条件に苦しむ。そして年を取ったら寂しくて自殺する」「英語ができてお金がある人は日本に行って就職した方が幸せに暮らせる」など、武藤氏の主張に共感するコメントが多く寄せられた。一方で、「日本も良いと言えるほどではない。歴史に無知だし…」「正しいかどうかは別として、その立場にいる人が言っていい言葉ではない」「朴大統領に関する部分以外は正しい指摘。でも、日本や他の国に生まれても別の深刻な問題に悩んでいただろう」と指摘する声もみられた。(翻訳・編集/堂本)
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