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【4月7日 時事通信社】ティラーソン米国務長官は6日、フロリダ州で記者団に対し、シリアで多数の死傷者を出した化学兵器によるとみられる攻撃について「アサド政権に責任があるのは疑いない」と述べ、同政権の退陣を目指す考えを表明した。また、化学兵器使用は「重大な問題であり、重大な対応が必要だ」と強調した。
長官は、各国と連携して過激派組織「イスラム国」(IS)を打倒し、シリアを安定させた上で「アサド退陣に向けた政治プロセスを進めていく」と説明。「アサド大統領は自身の行いのために、シリア国民を統治する役割を失うだろう」と語った。
国務省高官によると、ティラーソン長官は5日、アサド政権の後ろ盾であるロシアのラブロフ外相と電話で話し、化学兵器使用疑惑について協議した。
トランプ米大統領はこれまで、シリア問題ではIS打倒を優先させ、アサド大統領の退陣を明確には求めていなかった。だが、化学兵器使用疑惑を受けて「一線を越えた」と、厳しい姿勢で臨む方針を表明している。
これに関連して米各メディアは6日、トランプ氏がシリアでの軍事行動を検討していると相次いで報じた。マティス国防長官と協議の上、攻撃に踏み切るかどうか最終決断するという。ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は国防総省当局者の話として、軍事行動に及ぶ場合、巡航ミサイルによるレーダー施設への攻撃や、防空システム破壊を狙った空爆が選択肢になると報じた。
トランプ氏は6日、フロリダ州へ向かう機中で、記者団に「アサド(大統領)は恐ろしいことをした。シリアで起きたのは目に余る犯罪だ」と非難。「何かをすべきだ」と述べたが、具体的対応には言及しなかった。(c)時事通信社
http://www.afpbb.com/articles/-/3124249
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