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ヨルダンの首都アンマン北方のジャラシュ近郊で営まれたシリア国境ルクバンでの自爆攻撃で死亡した兵士の葬儀(2016年6月21日撮影、資料写真)。(c)AFP
シリア国境の難民キャンプで爆弾攻撃、11人死亡 ヨルダン
http://www.afpbb.com/articles/-/3114984
2017年01月22日 14:05 発信地:ベイルート/レバノン
【1月22日 AFP】ヨルダン北東部ルクバン(Rukban)で21日、シリアとの国境付近にある仮設難民キャンプで自動車爆弾が爆発し、少なくとも11人が死亡した。英国に拠点を置く非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」が伝えた。
死者には子ども2人を含む一家4人や、シリア東部で過激派組織「イスラム国(IS)」と戦う地元部族の兵士4人が含まれているという。重傷者も多数でていることから死者数はさらに増える可能性がある。
今回の爆発についてはヨルダンの国営ペトラ(Petra)通信も軍関係者筋の情報として報じた。国連(UN)によると、爆発があった仮設キャンプはシリア人8万5000人前後を収容し、周囲と隔絶された地域にある。
同キャンプ近くでは2016年6月にISが犯行を主張する爆弾攻撃があり兵士7人が死亡。これを受けてヨルダン政府がシリアとの国境を封鎖したことからキャンプへの支援物資輸送は停止状態にあり、国境封鎖以降の輸送はわずか2回にとどまっている。直近の輸送は昨年11月で、国連から食糧や衛生用品、冬物衣料などの物資が届けられた。
ヨルダン国内のシリア難民の数については国連が推計60万人以上とする一方、ヨルダン政府は140万人としている。(c)AFP
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