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“北朝鮮 新型ICBM いつでも発射可能” 韓国軍が警戒
1月19日 17時52分
韓国軍の関係者は、北朝鮮が新型のICBM=大陸間弾道ミサイルと見られるミサイルを開発して、いつでも発射できる状態にあると明らかにし、韓国軍は、アメリカのトランプ次期大統領の就任式を前に、警戒と監視を強化しています。
韓国軍の関係者が19日、NHKに対して明らかにしたところによりますと、米韓両軍は、北朝鮮がこれまで国営メディアなどを通じて公開したことがない新型のICBM=大陸間弾道ミサイルと見られるミサイルを開発し、2基を展開させていることを確認したということです。
ミサイルは2段式で、全長はおよそ15メートルあり、北朝鮮が開発後に1度も発射していないICBMの「KN08」や、その改良型の「KN14」よりも短いとしています。
また、この関係者は、ミサイルが移動式の発射台に搭載され、いつでも発射できる状態にあるという見方を明らかにしました。
ICBMをめぐっては、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が元日の演説で、ICBMの発射実験の準備が「最終段階に入った」と述べたほか、北朝鮮外務省の報道官も8日、「任意の時刻に任意の場所から発射されるだろう」と、発射を強行する可能性を示唆しています。
韓国軍の合同参謀本部は19日の記者会見で、「北のICBMの開発動向を注視している」と述べ、アメリカのトランプ次期大統領の就任式が20日に行われるのを前に北朝鮮に対する警戒と監視を強化しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170119/k10010845451000.html
2017.1.19 10:55
【北ミサイル】北が新型弾道ミサイル開発か 発射車両に2基、韓国聯合ニュース
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信撮影・共同)
【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)とみられる新型弾道ミサイル2基を新たに開発したと、韓国の聯合ニュースが19日、韓国政府高官らの話として報じた。2基は発射台付き車両に搭載されている状態という。
同ニュースは「金(キム)正恩(ジョンウン)朝鮮労働党委員長が指示すれば、いつでも発射できる状態だ」との見方を伝えた。
金委員長は1日の「新年の辞」で、ICBMの試射準備が「最終段階に達した」と主張していた。北朝鮮が開発するICBMは米本土を狙っているとされ、新型ミサイルを示すことで、20日に発足するトランプ米政権を牽制(けんせい)する思惑もあるとみられる。
新たに確認されたミサイルは2段式で胴体部分の長さは15メートル未満。開発が伝えられながら発射に成功していないICBM「KN08」(19〜20メートル)、改良型の「KN14」(17〜18メートル)より短い。北朝鮮が昨年4月に実験を公開した「新型高出力エンジン」が搭載されたとの分析もある。
http://www.sankei.com/world/news/170119/wor1701190023-n1.html
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