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米国防省、電磁式カタパルトの空母搭載試験で複数の問題
http://business.newsln.jp/news/201701121152170000.html
01/12 11:52 Business Newsline
USS Gerald R. Ford (CVN-78) での実試験に移行した電磁式カタパルト (EMALS) に関して、実試験の結果、複数の問題が生じていることが国防省試験局(DOT&E)が公表した報告書によって明らかとなった。
今回、明らかとなった問題個所とは、CVN-78に搭載されたEMALSからF/A-18A-FとEA-18G(外部燃料タンクに燃料を満載した構成で)を射出した際に、エアフレーム部分に過大な負担が生じることが判ったというものとなる。
DOTEではこの問題が解決できるまで、CVN-78では離陸重量が過大なF/A-18A-FとEA-18Gを運用することはできないことになるとしている。
また、DOTEでは試験結果から、EMALSとアドバンストアレスティングギア(AAG)は、構成部品を絶縁状態にしてメインテナンスを行うことが容易ではなく、このため、EMALSとAAGを使用した場合、運行中の可用性が低下する恐れもあることも判ったとしている。
DOTEでは、EMALSとAAGのメインテナンス上の問題については2017年中に改良を施すことを予定しているが、今のところ、EMALSで離陸重量が過大なF/A-18A-FとEA-18Gを射出した際に、エアフレームに過大負担がかかるという点については、具体的な解決予定を示していない。
CVN-78は当初は2014年9月に就役が予定されていたが、オンボードシステムの開発難航により既に2年超の遅延が生じていた。
EMALSでの問題発生を受けて、CVN-78の就役予定は今後、更に、延期となる可能性も生じている。
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