http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/210.html
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アレッポの悲惨な成り行きはいたたまれないが、責任の大半は、過激派(俗に言うテロリスト)と穏健派(反アサド勢力)を引き離すという米露合意を履行しなかった米国オバマ政権にある。
イラクのモスル攻防戦(ISは米英仏のアセットなので八百長だが)では、ISが市民を盾としているために市民の犠牲が出るのもやむなしと説明しながら、同じ状況のアレッポについては、市民の虐殺を続けているアサド政権とロシア軍といった説明を行うのが西側の政府とメディアである。
結論だけで申し訳ないが、プーチン・ロシアは、これまでの経緯から反政府勢力に向けて弾を撃てない米英仏の代理として、シリア内戦の終結作戦を実行しているという観点がないとシリア・イラク内戦の実相は見えてこない。
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マスコミ:米国はアレッポ包囲終了についてロシアと合意しようとしている[スプートニク日本語]
2016年11月28日 15:49(アップデート 2016年11月28日 15:52)
米国のケリー国務長官は、間もなく自身のポストから退くにもかかわらず、シリアのアレッポについてロシアと合意に達するために努力を続けている。ワシントン・ポスト紙が、国務省関係者らの話を引用して伝えた。
ワシントン・ポスト紙は、「去りゆくジョン・ケリー国務長官は、アレッポ包囲終了についてロシアと合意に達するために、すさまじく、さらには想像を絶する外交努力を行っている」と報じた。
その一つとして同紙は、ケリー氏とロシアのラヴロフ外相との週に2度の電話会談、また最近ペルーで開かれたAPEC閣僚会議の場での会談を挙げている。 ワシントン・ポスト紙によると、ケリー氏は、トランプ次期米大統領が大統領就任後にロシアと全く異なる合意に達し、その結果米国が「直接的にシリアのアサド大統領側」に立つことを危惧している。
ここ数か月でアレッポの状況は極めて悪化し、アレッポとその近郊では激しい戦闘が行われている。テロリストらは、東部地域に一般市民20万人から30万人を引き止めている。
https://jp.sputniknews.com/politics/201611283059062/
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