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Terrex ICV. Credit: Wikipedia (CC BY-SA 3.0)
香港税関で押収された装甲車、シンガポール政府のものと判明・両国間の外交問題に発展
http://business.newsln.jp/news/201611261027480000.html
11/26 10:27 Business Newsline
台湾からシンガポールに向かう途中、香港に立ち寄った船舶の貨物の中から香港税関が9台の装甲車を発見したことが、シンガポール政府と中国政府との間での外交問題へと発展している。
香港税関が押収したのは、シンガポールのST Engineering and Timoney Technology社が製造を泳凝っているTerrexと呼ばれている軍用の装甲車で、シンガポール政府が何らかの目的で、台湾に送り、その後、台湾からシンガポールに返送される途中で、予定外で立ち寄った香港の港で、香港当局によって押収されてしまったものとみられている。
香港税関が9台の装甲車を押収したことを発表したことを受けて、シンガポール政府はそれらの装甲車はシンガポール政府の所有物であることを表明、香港当局に対して返還を求める声明を発表した。
また、シンガポール政府は、これらの装甲車には、武器輸出関連法規で規制されている違法な銃砲や弾薬などは搭載されておらず、輸出入を行うことは問題はないとも主張している。
ただし、中国は、これらの装甲車が台湾からシンガポールに移送される途中だったことを重大視しており、一体どのような理由でシンガポール政府が装甲車を台湾に送っていたのか、シンガポールと台湾に隠された軍事関係を解明しようと躍起となっている。
シンガポールは都市国家で、軍事演習を行うだけの十分な広さを有した演習地を有してはいないため、シンガポールは装甲車などの軍事器材を台湾に送って、台湾で軍事演習を行っていたものと見られている。
一方、台湾は自国の領土と主張している中国にとっては、シンガポールが中国の了解を得ることなしに勝手に台湾で軍事演習を行っていたことは、国家主権を侵害する行為と見ており、シンガポール政府に対しては、装甲車を台湾に送って何をしていたのか、正確な事情の説明を求めている模様となる。
シンガポールはこれまで中国との間は良好な外交関係を構築してきた。
それだけに、中国の感情を明らかに害することとなる台湾との間の隠された外交関係が露呈してしまったことは、外交上の大きな痛手ともなっている。
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