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ロヒンギャへの攻撃やめて アジア各地で抗議デモ/nhk
11月25日 22時24分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161125/k10010784611000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_007
ミャンマーで少数派のイスラム教徒のロヒンギャの人たちが、軍や警察との衝突で相次いで殺されているとして、アジア各地のミャンマー大使館の前で、イスラム教徒による抗議デモが行われ、攻撃をやめるよう訴えました。
ミャンマー西部のラカイン州では先月から、ロヒンギャの武装勢力と軍や警察との衝突が相次いでいて、ミャンマー政府によりますと、これまでに武装勢力側の69人と、軍や警察の17人が死亡しています。
こうした中、タイやマレーシアなど、アジア各地のミャンマー大使館の前では、25日にロヒンギャの人たちや現地のイスラム教徒による抗議デモが行われました。
東南アジアで最も多くのイスラム教徒が暮らすインドネシアの首都ジャカルタでもおよそ600人が集まり、殺されているロヒンギャの人たちはミャンマー政府の発表より多いとして「虐殺をやめろ」などとシュプレヒコールをあげました。
デモに参加した40歳の女性は「同じイスラム教徒として心を痛めています。ミャンマー政府が暴力をやめるよう、インドネシア政府は強い対応をとるべきです」と話していました。
マレーシアの首都クアラルンプールのミャンマー大使館前では、ミャンマーから逃れてきた、ロヒンギャの人たちおよそ400人が抗議デモを行いました。集まった人たちは「私たちの家族を殺すな」などと書かれたプラカードを持って抗議し、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問に対応を求めていました。
参加したロヒンギャの男性は「スー・チー氏はロヒンギャの人たちを全く気にかけていない」と話し、政権への不満をあらわにしていました。
ミャンマー政府は、虐殺や女性への暴行は無いと主張していますが、メディアなどの立ち入りを制限しており、現地の状況がわからないなか、周辺国のイスラム教徒の間で反発が強まっています。
マレーシア ミャンマーは犠牲者増えないよう行動を
マレーシア政府は25日、「ミャンマー政府に対し、民族浄化が疑われるこの問題に対しあらゆる手段を講じるよう求める」とする声明を発表し、これ以上、犠牲者が増えないよう行動を起こすことを強く求めました。
そのうえで、近くマレーシアに駐在するミャンマー大使を呼んで直接、この考えを伝えるとしています。
イスラム教を国の宗教とするマレーシアには、すでに5万人以上のロヒンギャの人たちがミャンマーから逃れて暮らしていて、マレーシア政府としては、周辺国に逃れる人がさらに増えることも懸念しているものと見られます。
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