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25日、中国が実効支配している西沙諸島の永興島空港に中国空軍の部隊が駐屯する。これにより「南海鉄三角」と呼ばれる中国の南シナ海監視態勢が整った。写真は永興島。
中国軍の航空部隊が永興島に駐屯開始、南シナ海の監視態勢が整う―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a153502.html
2016年10月27日(木) 0時0分
2016年10月25日、中国紙・参考消息(電子版)によると、2001年に中国と米国の軍用機が空中で衝突した「海南島事件」で行方不明となった中国機の王偉(ワン・ウェイ)パイロットの所属していた人民解放軍の海軍航空部隊が、西沙(パラセル)諸島の永興(ウッディー)島空港に駐屯することになった。
中国人民解放軍機関紙・解放軍報によると、部隊はすでに現地入りし、編成の上で駐屯している。また、南沙(スプラトリー)諸島の人工島である永暑(ファイアリー・クロス)礁や美済(ミスチーフ)礁、渚碧(スビ)礁もすでに空港が建設済みで、運用されていることが明らかにされた。
また、永興島空港への駐屯に伴い、海南省三亜市に近い陵水空港と永興島空港、そして3カ所の礁の空港すべてが運用できるようになったことで、「南海鉄三角」と呼ばれる中国の南シナ海監視態勢が整ったとされている。(翻訳・編集/岡田)
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