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ウクライナ東部上空で2014年7月、アムステルダム発クアラルンプール行きのマレーシア機が撃墜された事件で、オランダなどの国際合同捜査チームは28日、中間報告を発表した。捜査チームは複数の映像などから、ミサイルがロシアから持ち込まれ、親ロシア派支配地域から発射されたと結論づけた。
事件は、政府軍と親ロシア派武装勢力が激しい戦闘を続けているさなかに発生。撃墜されたマレーシア機の乗員乗客298人が死亡した。
捜査チームは膨大な映像や目撃証言、電話の通話記録を分析。同機を撃墜したのは、ロシア製の地対空ミサイルシステム「BUK(ブーク)」と断定した。また、ミサイルは事件当日、ロシア領内からトラックに載せられ、ウクライナ東部ドネツクなどを通過し、発射地点のペルボマイスキー近郊の農地に運ばれた。発射地点は親ロシア派の支配地域で、14年7月17日夕の発射後は、その夜のうちにロシア領内に戻されたという。
また、捜査チームはミサイルの運搬や発射に関与した約100人を特定。誰がミサイルの発射を指示、実行したのかなど、刑事責任の追及に向けて捜査を進めているという。
一方、ロシア国防省は28日、BUKがウクライナに持ち込まれた事実はないと反論。26日には、ウクライナ国境に近い非軍事目的のレーダー施設の記録を分析した結果、ウクライナ東部の親ロ派武装勢力が支配していた地域からミサイルが発射されたことはあり得ないと主張した。ロシアのペスコフ大統領報道官は国防省が発表した最新のデータを判断材料にするべきだという考えを表明した。
(ブリュッセル=吉田美智子、モスクワ=駒木明義)
朝日新聞 9月29日 朝刊
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