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金正恩の“暴走”を加速させる 亡父・金正日時代のトラウマ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/190258
2016年9月22日 日刊ゲンダイ
ハイテンションの金正恩朝鮮労働党委員長(C)AP
北朝鮮が核・ミサイル技術開発に血道を上げている。20日は長距離弾道ミサイルに使用するとみられる新型エンジン燃焼実験を実施。朝鮮中央通信によると、立ち会った金正恩朝鮮労働党委員長は成功にご満悦で、「衛星発射の準備をいち早く終わらせるよう求め」て、今年2月に続く長距離ミサイル発射の準備を指示したという。
国連安保理による過去最高の経済制裁を食らい、日米韓が追加制裁をまとめている最中。それに懲りず、技術開発に固執する姿は異常だ。金正恩体制以降、北朝鮮はハイペースで実験を行っている。
「金正恩はイラクのフセイン大統領やリビアのカダフィ大佐が米国に潰されたのは、核を持たなかったからだと盲信している。それに、友好国の中国は強引に核保有国の立場を手に入れた。米国の次期大統領が就任するまでの政治空白期に既成事実を積み上げようと焦っている」(外交関係者)
父親の金正日時代のトラウマも“狂行”に駆り立てているという。
「金正日による核保有宣言を受け、2005年に米軍のF117ステルス爆撃機が平壌入りし、急降下や急上昇を繰り返して威嚇作戦を展開した。すさまじい爆音と振動で金正日がいた建物はきしみ、窓ガラスも割れたそうです。暗殺の恐怖に取りつかれた金正日は、その日を境に毎日居場所を変えるほど追い詰められた。金正恩も米軍の急襲に脅え、戦略爆撃機が朝鮮半島で示威行動をするたびに震え上がっていると聞きます」(朝鮮半島事情通)
今年1月の4回目の核実験に激怒した米国は、グアム基地からB52を朝鮮半島へ飛ばして牽制。B52、B1、B2は米軍の3大戦略爆撃機で、今年8月にB1とB2もグアムに配備された。今月9日に強行した5回目実験後に派遣されたのはB52より高性能のB1で、21日にも再派遣される。
軍事ジャーナリストの世良光弘氏は言う。
「3大爆撃機はいずれも核爆弾を搭載可能で、平壌を一瞬で火の海にできる。38度線を越えずとも、かなりの脅威です。中でも最強なのがステルス爆撃機のB2。レーダーをかいくぐり、出撃から2時間ほどで平壌中枢に接近可能です。グアム配備で、金正恩委員長には相当のプレッシャーがかかっているでしょう」
ストレスは限界か。
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