http://www.asyura2.com/16/warb18/msg/658.html
Tweet |
(Mer de Chine: exercices conjoints menés par les marines chinoise et russe: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20160912-mer-chine-russie-exercices-militaires-japon-territoire-onu
中国|ロシア|国連|日本
南シナ海:中露両国海軍が実施する合同演習
記者 RFI
発表 2016年9月12日・更新 2016年9月12日06:52
南シナ海上の中国巡視船。
REUTERS/Nguyen Minh
この夏、国連の仲裁裁判所は南シナ海における領土に対する中国の主張を退ける判決を下した。この決定は中国政府の怒りを引き起こし、それ以来、同国は特に力の誇示による正当性の主張を止めていない。中国海軍はこの1週間を通して、係争中の水域でロシア海軍との軍事演習を実施する。
報告 RFI上海特約記者、シモン・ルプラトル
ロシアと中国の士官はどちらも白い服装のために殆ど見分けが付かない。月曜日午前、国営諸メディアは中露両国海軍が南シナ海で一週間の合同軍事演習を始めることについて写真を公表した。
2012年以降、この2大国がこのような演習を実施するのは今回で5回目だが、今回はその場所が、つまり、南シナ海というところが非常に象徴的だ。
7月末、中国はこの演習を発表した。ハーグにある国連の仲裁裁判所が南シナ海における中国政府による領土に対する主張を退ける判決を下した直後のことだった。
領土紛争
中国政府は、石油・ガス類や水産資源が豊富で世界の貿易の4分の1が通過するこの水域に対する核心的利益を主張している。フィリピンやベトナムの海岸に非常に近い区域もこれに含まれる。
中国はこれを米国の陰謀と非難して、全く認められないとした。中国はフィリピンが提示した手続には従わないとまで言い切った。
先週、上海に近い杭州で開催されたG20には、その仕返しのような響きがあった。会場では、中国とロシアは最高の同盟国の如くに反目する西側諸国に立ち向かう振る舞いだった。ウラジミール・プーチン氏もその場を利用して、中国を相当に苛立たせた国連の裁判所を非難した。
-----------------------------------------------------------
(China, Russia to Begin Massive Eight Day Naval War Games in South China Sea: Suptnik International)
https://sputniknews.com/asia/20160911/1045201220/russia-south-china-sea-navy.html
中露、南シナ海で8日間の大規模海軍機動演習を開始へ
© Sputnik/ Vasiliy Batanov
アジアと太平洋
2016年9月11日21:42(更新 2016年9月12日03:20)
係争中の水域をめぐりオバマ政権との間で緊張の増大が続いているが、軍事演習は進められている。同政権は中国に対し、同国が同国政府の歴史に基づく主張を無効としたハーグの国際仲裁裁判所の判決に従うよう要求している。
中国人民解放軍海軍の声明によれば、中国とロシアは月曜日から、広東省に近い南シナ海で8日間に亘る一連の機動演習を行う。
中国海軍の公式ウェブサイトによれば、「海上連合−2016」との作戦名が付いたこの大規模軍事演習では、駆逐艦・潜水艦・戦闘機・艦船搭載型ヘリコプター・陸戦部隊が重要な役割を果たす。両国部隊は共同で防衛・救助・対潜水艦作戦や「島嶼占拠」の実地訓練を行う。
これに加えて、両国海軍による最大のものと言われている合同軍事作戦の中で、両軍の陸戦部隊が実弾発射訓練や防衛・上陸演習に参加する。この計画は、中国政府とロシア政府が「定例」の海軍演習の中で共同作戦を計画していると中国が発表した後に出来上がった。この時、南シナ海の事態はまだ十分に拡大していなかった。
海上連合−2016は、中国に対して南シナ海への長年の主張を無効としたハーグの国際仲裁裁判所の判決に従うよう要求する、米国による圧力の増大の結果を受けている。この海を通って毎年5兆ドル相当の海上輸送による貿易があり、またこの地下には世界で最も深い部類に入る海底の油田や天然ガス田が存在している。
中国は即座にこの判決を非難すると共に、この裁判の運営についての法律・手続両面の欠陥を指摘して、判決には従わないと明言した。この判決はフィリピンが米国の指示により一方的に仲裁裁判に入った結果であり、裁判所も判決を作成する際にスカボロー礁−係争中の領土の中ほどにあるいくつかの岩礁−に対するこの島国の主張に関心を向けていた。
数週間前から、中国はスカボロー礁の埋め立てを計画していることと島の建設事業を再開することを仄めかしている。これは、ロドリゴ・デュテルテ比大統領が、中国が譲歩しなければフィリピンは進んで「流血の紛争」に参加するだろうと警告しつつも、その一方で、ある種の外交協定を成立させる取り組みを中国に希望するとの合図を送ったことへの反応だ。
悪評の高いランド研究所を含む米国の主導的なシンクタンクもまた、対中国戦争のシナリオの提示を始めている。このために、主要な出版物のページを割いて、係争中の水域をめぐるリスクを大いに高めるような中国政府に対する先制軍事行動を明け透けに働きかけることさえしている。
タグ 防衛, 海軍, 軍事, 軍事演習, 機動演習, 海上連合−2016, 中国共産党, クレムリン, 中国人民解放軍(PLA), 中国人民解放軍海軍(PLAN), 習近平, ウラジミール・プーチン, 南シナ海, 中国, ロシア
--------------------------------------------------------------
(人民網日本語版)
http://j.people.com.cn/n3/2016/0913/c94474-9114540.html
http://j.people.com.cn/n3/2016/0913/c94474-9114540-2.html
中露の戦略相互信頼を示す海上軍事演習
人民網日本語版 2016年09月13日14:58
中露合同軍事演習「海上連合―2016」に参加するロシア海軍艦艇が12日、湛江に到着した。これによって8日間の演習が始まった。今回の合同軍事演習の課題は「海上合同防衛行動」だ。(文:張軍社・海軍軍事学術研究所研究員。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)
演習海空域については、今年の演習が南中国海で実施されるのは全く正常なことだ。「海上連合」系列演習は中露が持ち回りで運営する。2012年の初演習は中国・青島近くの黄海海空域で、2014年は中国・長江河口以東の東中国海海空域で実施された。中国沿海で実施された2回の「海上連合」系列演習にはそれぞれ北海艦隊、東海艦隊の兵力が中心となって参加した。再び中国側が開催する今年は、南海艦隊兵力が中心となって参加する。このため演習海空域も南海艦隊管轄区域へと移った。
演習目的については、「海上連合」系列演習はいかなる特定の国または目標も仮想敵としていない。中露両国は共にアジア太平洋地域の大国であり、地域の安全・安定維持と発展において共通の利益と願いを有し、重要な責任を負ってもいる。2012年の初演習のテーマ「海上合同防御、海上輸送ライン防衛作戦」であれ、その後の各演習のテーマ「遠洋海上輸送の安全維持」「海上輸送ライン合同防衛と合同上陸行動」「海上合同防衛行動」であれ、演習内容が第三国を念頭に置いたことはない。これは某国が年中西太平洋地域で実施している他国を仮想敵とする島上陸、奪還などの実戦演習とは全く異なる。
演習内容については、今回両国海軍は防空、対潜、海空探知・殲滅など従来からの戦闘訓練を継続するほか、初めて立体島礁奪還・支配訓練も行ない、航空機や揚陸艦による上陸、合同火力攻撃を含む上陸作戦における組織・指揮、作戦手順、基本戦術に重点を置く。防空、対潜、対艦、上陸訓練は、戦略面の相互信頼の水準が高い海軍の間でのみ行えるものであり、双方の軍艦と航空機の様々なレーダー、ソナー、通信など電子設備の使用、双方の武器・装備の戦術特徴、技術性能、データなどを相手側に開示する必要がある。これは中露両軍の高度な戦略相互信頼水準をはっきりと示すものだ。
また、今回の演習はより実務的で、より実戦に即したものとなる。水上艦隊は対潜、防空、有視界外攻撃・防御などの訓練を実施。潜水艦と水上艦の自主対抗を実現し、演習の実戦性を著しく高める。初めて仮想敵・味方に分れて艦隊を編成。「赤」側兵力は中露海軍艦艇の混合編成、「青」側兵力は中国側艦艇だ。赤青双方は「背中合わせ」の形式で対抗訓練を繰り広げるため、訓練は難度を増す。双方は合同監督部、合同指揮部、海上合同集群指揮所の3レベルの指揮体系を設ける。いずれも混合チームであり、合同性、融合性が徐々に高まる。
「海上連合」系列演習は、すでに中露両国の枠組で最大規模の海上演習となっており、両国海軍にとって重要な常態化、制度化された協力形式でもあり、海上の安全保障上の脅威に共同で対処し、世界の海洋の安全を連携して維持するとの中露両国の願いと決意を十分に示している。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年9月13日
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。