http://www.asyura2.com/16/warb18/msg/618.html
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※ 関連参照投稿
「クルド人勢力、撤退始める:シリア内戦終結を前に各国が連携してめざす“原状回復”:使い捨てのクルド人武装勢力」
http://www.asyura2.com/16/warb18/msg/518.html
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ダーイシュ(IS)壊滅後に勃発しうる10の戦争
2016年09月09日 12:20(アップデート 2016年09月09日 18:03)
国際テロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)」はシリア、イラクで急速な勢いで版図を失っている。ところがワシントンポスト紙のリーズ・スライ中近東特派員は、ダーイシュの壊滅後にはまた別の紛争が勃発する恐れがあると警告している。
スライ特派員が列挙する勃発する危険性の高い戦争は以下の10通り。
第1のパターン、シリアのクルド人VSシリアのアラブ人の戦争。スライ氏はこの戦いはすでに開始されていると見ている。クルド人は米国の支援を得てシリア北東部を掌握し、アラブ人の居住する領域を占拠し始めた。これを受け、アラブ人武装組織はクルド人への反撃を余儀なくされている。
第2のパターン、トルコVSシリアのクルド人の戦争。トルコはシリア北東部に出現したクルド自治政府の存在を危ぶんでいる。
第3のパターン、シリア政府VSクルド人。シリア政府とクルド人は連合を組んでいたものの、自治政府の誕生で双方の関係は悪化。
第4のパターン、米国VSシリア。スライ氏はこのパターンが起こる危険性は少ないと考えている。なぜならばそうした事態が未だに起きていないということは、つまり双方ともが事態の回避を望んでいる証拠だというのだ。とはいえラッカ奪還の戦いで双方の軍部が衝突する可能性も100%ないとは言えない。
第5のパターン、トルコVSシリア。これも起こる確率は低いが、トルコの反ダーイシュキャンペーンがアレッポ付近で成功した場合は危ない。
第6のパターン、イラクのクルド人が加わって起こる戦争で3パターンある。イラクのクルド人VSイラク政府。
第7のパターンはイラクのクルド人VSシーア派。
または第8のパターンとして1990年代イラクのクルディスタンで起こった内戦の繰り返しが予想される。
第9のパターンはアラブのスンニー派VSシーア派またはスンニー派VSクルドの戦い。反ダーイシュの戦いのなかでクルドとシーア派の部隊がアラブのスンニー派の居住する領域を掌握した。ワシントンポスト紙はクルド人とシーア派がスンニー派を粛清する場面があったことを指摘している。これが新たな暴動を招く恐れがある。
第10のパターンはダーイシュの残党VS彼らが自分たちの敵と見なす者との戦い。
どのパターンが現実のものになってもそれはカオスへと導き、テロリストの残党はこの地域で再び立場を強化することになる。
http://jp.sputniknews.com/middle_east/20160909/2749536.html
- シリア・アレッポにイラクからの大規模援軍:イラクのシーア派民兵千人規模で あっしら 2016/9/12 03:32:40
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