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北朝鮮ミサイル発射 在日米軍基地“ロックオン”のXデー
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/189453
2016年9月9日 日刊ゲンダイ
不気味な破顔の金正恩(C)AP
北朝鮮が狂ったように弾道ミサイル発射実験を繰り返している。月1発射のハイペースで、今年はこれで13回目21発を数える。5日に日本のEEZ(排他的経済水域)に落下したミサイル発射を視察する金正恩朝鮮労働党委員長の破顔は異様なほどだった。
コリア・レポート編集長の辺真一氏は言う。
「友好国の中国がホストのG20開催中に横やりを入れたのは、中韓でモメている在韓米軍のTHAAD(高高度防衛ミサイル)配備に対するメッセージです。韓国は対北ミサイル防衛には必要不可欠だと主張。中国はTHAAD配備が北朝鮮のさらなる暴走を招くと切り返しましたが、金正恩の狙いはTHAADが無力であることを見せつけることです。今回使われたのは移動式発射台で、衛星などで兆候をつかむのが難しい上、連射すれば迎撃は困難。THAADをもってしても、北朝鮮を抑え込むことはできない現実を突き付けたかったのでしょう」
韓国の朴槿恵大統領は金正恩を「予測不能な性格」と分析し、融和路線を放棄。北朝鮮に妥協しないスタンスを鮮明にした。韓国を揺さぶって本丸の米国を交渉のテーブルに引っ張り出そうとする北朝鮮の思惑は破綻。それで目を付けられたのが、米国の同盟国である日本なのだという。
「領海や領空を侵犯しない限り、国際ルールに従う日本は手も足も出せない。格好の相手なのです。次のフェーズは、700キロ程度の模擬核弾頭を搭載させた中距離弾道ミサイルの発射で、日本列島を飛び越えて太平洋沖に落下させる。あるいはSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の太平洋沖展開です。成功すれば、在日米軍基地をいつでも攻撃できるという宣戦布告。米国もさすがに黙ってはいられないでしょう」(前出の辺真一氏)
任期切れが迫るオバマ米大統領はレームダックだ。11月に次期大統領が選出され、就任する来年1月まで政治空白期に入る。金正恩の異常なピッチの発射強行は、このタイミングだからなのだ。北朝鮮はメモリアルデーが目白押しで、9日には建国記念日、10月10日には朝鮮労働党創立記念日を控えるだけに、不気味だ。
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