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6日、参考消息網によると、米軍事情報サイト・Strategy Pageが「中国は補給艦部隊の規模を拡大し、海上での戦闘能力向上を進めている」と指摘する記事を掲載した。写真は中国海軍。
中国が米国に匹敵する巨大補給艦を建造、海軍戦闘力を大きく引き上げ―米メディア
http://www.recordchina.co.jp/a149647.html
2016年9月7日(水) 6時50分
2016年9月6日、参考消息網によると、米軍事情報サイト・Strategy Pageが「中国は補給艦部隊の規模を拡大し、海上での戦闘能力向上を進めている」と指摘する記事を掲載した。
同サイトが取り上げたのは先月下旬に完成間近と伝えられた901型補給艦。排水量4万トンと中国にとってはこれまでにない規模の補給艦で最高時速は45キロ、大きさや性能は米国で12隻建造されているT-AKEに匹敵するという。同サイトはさらに「中国は新たに1隻以上の建造を計画しているようだ」とも伝えた。
中国が補給艦部隊の拡充を図る背景には投入される軍艦の数が増えたという事情がある。2003年以降、建造スピードは加速し、15年上半期には903A型補給艦4隻を同時に建造。現在の903型就役数は8隻となり、今年初めには2700トン級の新型補給艦もお披露目された。また、中国は1990年代から海上補給要員の育成に力を入れており、1隻で軍艦2隻に同時に補給を行うという技術も備えた。同サイトは「4隻同時建造は平和な時期にある国としては珍しい」と説明し、「補給部隊の増強で中国海軍は戦闘力を引き上げられる。海洋で長時間にわたる任務が可能となるからだ」と指摘した。(翻訳・編集/野谷)
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