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THAAD(サード)の概念図/THAADの韓国配備をめぐる経緯 :朝日新聞
「高高度迎撃ミサイルは米軍を守るため」と書いた朝日新聞ー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sp24qp
28th Aug 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks
韓国に配置され、そして日本も来年度の予算要求で配置する方針だと伝えられている
高高度迎撃ミサイルシステム。
これは、TERMINAL HIGH ALTITUDE AREA DEEFNCE 略してTHAAD(サード)の日本語訳である。
いうまでもなく、北朝鮮のミサイル攻撃に備えた米国の最新鋭の迎撃ミサイルシステムの事である。
陸上に配備し、射程3千キロ以下のミサイルを、高度40−150キロの範囲で撃ち落とすものだ。
それを、韓国は何のために配備したのか。
その質問に、きょう8月29日の朝日新聞は次のようにはっきりと答えている。
「韓国内に基地を展開する在韓米軍を守るのが第一の目的だ」と。
驚いた。
てっきり北朝鮮からのミサイル攻撃から韓国を守るものと思っていた。
ところがそうではなく、在韓米軍基地を守るためだというのだ。
もちろん日本が巨額な血税を払って導入しようとしているサードも、
日本に存在する米軍基地を守るためであるということになる。
こんな重大な事を我々は知らされていたというのか。
断じてない。
こんなことを明言したのは、私が知る限りでは朝日新聞だけだ。
しかもこの朝日新聞の記事は、外交面や国際面で書かれている解説記事ではない。
およそ関心のある読者しか読まない、「いちからわかる!」という質疑応答のコラムに書かれているのだ。
もしこの解説が、大手新聞やテレビで一般国民に知らせる形で大きく報道されていたら、
国民の意識は根底から覆るだろう。
米軍基地を守るために、米国に高い金を払って導入するとは本末転倒ではないのかと。
米軍基地は、抑止力どころか、むしろ危険を招く代物ではないかと。
政府は説明責任を果たさなければいけない。
それとも、この朝日新聞の解説は間違いだというのか。
もし間違いなら、朝日新聞はとんでもないウソつき新聞社ということになる。
どっちにしても、きょう8月29日の朝日新聞「いちからわかる!」の記事は、
間もなく始まる国会で徹底追及されなければいけない。
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