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良心が悲鳴をあげても止められないシリアの悲劇に思うー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sp19b8
20th Aug 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks
シリアの空爆で犠牲になった幼い子の写真が、中東の悲劇をあらためて世界に見せつけた。
私がレバノン大使の時、中東の悲劇はイスラエルにおるパレスチナ弾圧だった。
パレスチナ弾圧の犠牲者を放置しておきながら、さらなる犠牲者をもたらす米国のイラク攻撃を、私は許すわけにはいかなかった。
私がレバノンから米国のイラク攻撃に反対した最大の理由だった。
いま、悲劇の中心はシリアだ。
パレスチナ問題もイラク問題も片付かないまま、シリアで底なしの悲劇が繰り返されている。
それを誰も止められないままだ。
私がレバノン大使だった時、パレスチナ問題が解決する日が来るのはいつだろうと
レバノンの有識者に問うたことがあった。
返って来た言葉は、「世界の良心が悲鳴を上げるほどの犠牲者が出た時だ」というものだった。
いままさに世界の良心が悲鳴をあげている。
一枚のシリアの幼い犠牲者の写真がそれを強いている。
それでもシリアの悲劇は止まらない。
すべてはアサド政権の居座りのためだ。
オバマの米国がアサドの排除をためらったからだ。
プーチンのロシアがアサドを擁護したからだ。
世界を軍事力で支配しようとする軍事覇権主義国家がお互いを譲らないからだ。
そして、そのような軍事覇権国家同士が戦争をするようになれば、今度こそ世界は悲鳴をあげる。
その悲劇を招かないためには、憲法9条を世界共通にするしかない。
それを始めるのは今をおいてない。
それができるのは日本しかない。
◇
ほこりと血にまみれてぼうぜんと……シリア男児の写真に憤り
http://www.bbc.com/japanese/37127634
2016年08月19日 BBC
ほこりと血にまみれてぼうぜんとしているシリアの男の子の写真に、世界各地の人が憤慨して声を上げている。シリアの反政府組織「アレッポ医療センター」が17日、アレッポ空爆で破壊されたビルから救出され救急車に座る5歳のオムラン・ダクニーシュちゃんの写真を公表したのを機に、ソーシャルメディアで広く拡散された。
医師たちによると、オムランちゃんは頭の傷の手当てを受けた後、退院した。両親と3人のきょうだいも、大きなけがはなく、助かったという。
写真は、衛星テレビ局「アルジャジーラ・ムバシェル」のマフムード・ラスラン記者が撮影。「アレッポ医療センター」は、オムランちゃんの写真は17日深夜、反政府勢力支配地区のカテルジでの様子だと発表した。空爆はロシア軍によるもので、少なくとも3人が死亡、12人が負傷したと同センターは説明している。
オムランちゃんを映したビデオ映像では、医療関係者が破壊された建物からほこりと血にまみれた男児を運び出し、救急車の椅子に座らせる様子が映っている。その後、オムランちゃんはしばらく身動きせず、何も言わず、ぼうぜんとした表情で座っている。しばらくすると、血で濡れた顔を手で拭いてから、手のひらを見て驚いた表情をする。慌てて手のひらを椅子にこすりつける様子も映っている。
写真を撮ったラスラン記者はAP通信に対して、破壊されたアパートのがれきからオムランちゃんの両親のほか、1歳と6歳と11歳のきょうだいを救出したと話した。
「バルコニーから1人ずつ、次々に引っ張り出していた」とラスラン記者は言い、オムランちゃんを渡される前には、3人の遺体を次々に受け取ったと話した。
「21世紀のホロコーストだ」――シリア負傷男児手当てした医師
オムランちゃんの写真はすでに、昨年9月初めにトルコの砂浜に打ち上げられたシリア出身のアラン・クルディちゃんの写真を連想させると、ソーシャルメディアでは2人の男の子の写真を並べた画像が多数投稿され、共有されている。
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