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近づきつつあるハルマゲドン
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2016年7月24日 マスコミに載らない海外記事
Paul Craig Roberts
2016年7月22日
欧米国民は気づいていないが、アメリカ政府と、そのヨーロッパ傀儡連中は、彼らは攻撃の準備をしていると、ロシアに確信させている。エリック・ズースは、ドイツ連邦国防軍が、ロシアはドイツの敵国だと宣言する決定をしているというドイツ新聞の漏洩記事について報じている。
http://www.strategic-culture.org/news/2016/06/09/germany-preparing-for-war-against-russia.html
これが、アメリカ政府がロシア国境に設置しつつあるNATO軍基地に対する、一部のロシア人政治家たちの解釈だ。
アメリカ政府は、アメリカ政府の単独覇権主義に対するロシアの抵抗を弱めさせるため、軍事力増強で、プーチン大統領に圧力をかけることを狙っているのかも知れない。とは言え、これはウラジーミル・ジリノフスキーのような歯に衣着せぬ言い方をするロシア人が言う、1941年のロシア国境のヒトラー軍隊を思い起こさせるのだ。
ジリノフスキーは、ロシアの自由民主党創設者で党首でロシア議会副議長だ。ドイツ新聞の編集者と対立して、ジリノフスキーは、ロシア国境に、再びドイツ軍部隊を配備すれば、それが先制攻撃を挑発し、ドイツとNATOの軍隊は跡形もなくなると彼に言った。“あなた方の領土内で、NATO軍兵士が増えれば増えるほど、益々早くあなた方は死ぬことになりますよ。最後の一人まで。あなた方の領土からNATOを排除しなさい!” https://www.youtube.com/watch?v=aQm8L8d8uDc
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣も、アメリカ政府が、外交ではなく、武力と威圧に頼っていることへの不満を表明している。アメリカ政府が、ロシアに、外交など無効で、見込みもないと確信させるのは無謀なことだ。ロシア人がそういう結論に達すれば、武力には武力で対決するだろう。
実際、ジリノフスキーは既にそういう結論に達しており、おそらく、ウラジーミル・プーチンもそうだろう。私が先に報じた通り、プーチンは最近、核戦争を醸成する連中の役割に対し、欧米の売女マスコミを叱りつけた。http://www.paulcraigroberts.org/2016/07/08/are-you-planning-your-retirement-forget-about-it-you-wont-survive-to-experience-it/ (日本語訳、「退職後の計画は立てておられるだろうか? 忘れて頂きたい。それまで生き延びられないのだから。」)こちらも参照のこと。http://www.informationclearinghouse.info/article45055.htm
プーチンはロシアは決してポーランドとルーマニア内のアメリカ・ミサイル基地を受け入れないと明言している。アメリカ政府と低能なポーランドとルーマニアの政府に、彼はこれを伝えている。ところがプーチンの見通し通り“連中は耳をかそうとしない”。
耳を貸そうとしないというのは、アメリカ政府は、その傲慢さから、プーチンの警告を真摯に受け止められないほど愚かになっていることを意味する。もしアメリカ政府が固執すれば、ジリノフスキーがドイツ人編集者に言った、メルケル政権が招きつつある先制攻撃を挑発することになろう。
アメリカ国民は、アメリカ政府が作り出した危険な状況に目覚める必要があるのだが、目覚めるまいと思う。ほとんどの戦争は、実際起きてしまうまでは、大衆が知らないうちに起きている。アメリカの左翼の主要な機能は、保守派にアメリカでの道徳の喪失を恐れさせるためのお化け役を演じることであり、保守派の主要な機能は、移民、イスラム教徒と、ロシア人に対する恐怖とヒステリーを作り出すことだ。近づきつつあるハルマゲドンに議会が気づいている様子は皆無で、マスコミはプロパガンダそのものだ。
皆が直面している本当の脅威について、私や他のごく少数の人々が注意を喚起しようとつとめてはいるものの、我々の声の大きさは不十分だ。ウラジーミル・プーチンの声でさえも、大きさは不十分だ。“ドイツ軍も、NATO軍も、全く何の跡形も無くなってしまい”、ポーランドもルーマニアも我々もそうなるまで、欧米は耳をかさないように見える。
記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2016/07/22/armageddon-approaches-paul-craig-roberts/
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