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連邦議会で機密文書「28ページ」が公開され、サウジアラビアと911の関連性が示唆される
Congress releases long-secret '28 pages' indicating Saudi ties to 9/11
7月15日【RT】https://www.rt.com/usa/351327-congress-releases-pages-saudi/ より翻訳
長く待ち望まれていた911事件に関する連邦議会内の報告書28ページ分がようやく公開された。この資料には、サウジアラビアの有名な人物が、911テロ攻撃の計画・資金提供に関連していたことが示唆されている。
金曜日、アメリカ連邦議会によって、機密解除された資料が公開された。またその公開と同じ日には、911攻撃に関与していたテロリストと考えられている容疑者を特定する資料も公開されていたが、これらの容疑者のほとんどはサウジアラビア国籍で、サウジアラビアの諜報機関高官から支援を受けていた可能性が高いと考えられている。
(画像 https://twitter.com/RT_America/status/754019127526916096)
報告書:「アメリカ国内では、911ハイジャック事件の容疑者の一部は、サウジアラビア政府と関連のある個人らからサポートや支援を受け取っていた」
「これらの人物のうち、少なくとも二人はサウジアラビアの諜報員であると言われている」
アメリカ政府は攻撃が起きてから「積極的な捜査」を開始したため、サウジアラビアの関与の程度は不明であると資料は説明している。
報告書「CIAおよびFBIの証人はどちらも、世界的、あるいはアメリカ国内でのテロ活動にサウジアラビアがどの程度支援を行っているか、またサウジの支援が存在していた場合には、それが性質上故意か過失であったかを最終的に特定することはできなかった」
しかし、資料にはテロ行為に関与していた容疑のあるとアメリカ諜報機関が作成した有名なサウジアラビア人のリストが含まれていた。
新たに公開された資料には、「複数の報告書」からFBIによってサウジアラビアの諜報員であるという容疑がかけられているオマール・アル-バヨウミ(Omar al-Bayoumi)に関する詳細にまとめられた情報が掲載されていた。
報告書によれば、米国国防総省ビル(ペンタゴン)にアメリカン航空77便を突入させた5人のテロリストのうちクリハッド・アルミダーおよびナワファル・アルハズミの二人に対して、アル-バヨウミは「相当な支援」を提供したことをFBIのファイルが示唆している。
2000年2月、アル-バヨウミは「サウジの領事館である人物と会合した直後」、サンディエゴの公共の場所でハイジャック犯らと会っていた。報告書によれば、アル-バヨウミがテロリストらと会合したのは、偶然ではないと考える理由があるとしている。
彼がハイジャック犯と会合していた時期に、アメリカ国内のサウジ政府上層部と「多数の接触」をしていた。彼はサウジ政府上層部者に100回以上の電話をし、またサウジ政府の防衛省から金銭を受領している「エルカン(Ercan)」というサウジの企業から繰り返し金銭的支援を受け取っていたのだ。
エルカン社職員はアル-バヨウミへの支払いを拒否しようとしたが、同社はアル-バヨウミへ支払わない場合は、サウジの防衛省からのつながりを失ってしまうと同職員に伝えたと、FBIに話していた。
報告書:「FBIのファイルによれば・・・アル-バヨウミは一度しか(エルカンを)訪れたことはなかったにもかかわらず、月給を受け取っていた。
「(経済的支援)はハイジャック犯がサンディエゴに到着してから2ヵ月後の2000年4月に大幅に上昇し、2000年12月にわずかに減少し、2001年8月まで同じレベルが』保たれていた。同社はオサマ・ビン・ラディンとアルカイダとも関連があると伝えられている」
アル-バヨウミはまた、サウジの防衛省の首長とも繰り返し接触し、同国の民間航空事業団に20年近く勤務し、サウジ財務省から20,000米ドルを受領し、学校を卒業するためにサウジアラビア政府から全額支給の奨学金を受領していたと伝えられている。
報告書はさらにアル-バヨウミがオサマ・バッスナン(Osama Bassnan)との緊密な関係あったとして、911を支援していた政府の諜報員である容疑を暗示している。オサマ・バッスナン自身は、アルミダーおよびアルハズミとの幅広い関係があったとして知られている。
バッ スナンは二人のハイジャック犯のすぐ近くに居住し、彼はアル-バヨウミを通じて二人に出会ったとFBIのスパイに伝え、アル-バヨウミは「彼らをよく知っ ていた」と主張している。同じスパイに対し、バッスナンは「ハイジャック犯には、私の方がアル-バヨウミよりもさらに便宜を図っていた」と話したと報告書 は記している。
オサマ・ビンラディン自身がサウジの諜報員であった可能性があるが、バッスナン自身もビンラディンを支援していたとそのFBIのスパイは暗示的に感じ取っていたという。
報告書:「CIAの注記によると、バッスナンは資金とおそらくは偽物のパスポートをサウジ政府当局から受領していたと伝えられているという。
バッスナン夫妻は、在米のサウジ大使夫妻から金銭的支援を受けていた」
また、バッスナンはサウジ王室の一員からも金銭を受領していたと補足説明がある。
アメリカに拠点を置く一社と、サウジアラビア王室の一員で、在米サウジアラビア大使として1983年から2005年まで従事していたバンダル・ビン・スルターン王子に関係があったと報告書はほのめかしている。
さらに2002年に身柄を拘束されたアルカイダの上級工作員アブ・ズベイダの電話帳から、アメリカ合衆国内の複数の人物との関係性を認めている。
そ の電話番号の一つは(コロラド州)アスペンに拠点を置くASPCOL社が契約していた番号で、同社はビン・スルターン大使の実務を管理していた企業だが、 電話番号はリストから削除されていた。また東海岸でハイジャック犯が会っていたと考えられている複数の人物もまた、サウジ政府との関係がある可能性が高 い。
2001年9月、911事件の後、サウジの内務省職員Saleh al-Hussayenは、 ハイジャック犯のアルハズミと同じホテルに滞在していたことをFBIが突き止めていた。Saleh al-Hussayenは、世界中にサラフィー主義(イスラム原点回帰主義)を世界中に広げることを目的にした組織、北アフリカイスラム議会 (Islamic Assembly of North America)の主要なスポンサーで、バンダル王子もまた同組織に資金を提供している。
同報告書には、大部分がFBIおよびCIAの資料を編集したもので、提示された情報の完全版でも、提示情報に対する完全に信用できる評価でもないと注釈がつけられている。
報告書:「この共同調査の目的は、かかるサウジアラビア政府との関係の容疑が持つ真実の重要性を決定するために必要とされる、広範囲な捜査を実施することではなかった」
しかし提示されている情報は、911攻撃の際にサウジアラビア政府が支援していた分野を強く指し示していると同報告書がほのめかしている。
報告書:「これらのつながりが示唆しているのは」「サウジアラビア政府内が問題のテロリストらに支援をしていたことを示す覆すことのできない証拠」があるということだ。
2002年7月の資料の氏名部分を編集したものを引用し、報告書は次のように続けている。
「その一方で」「これらの容疑をさらに捜査することで、問題の友好関係に対する正当かつ法に準拠した説明を明らかにすることは可能である」
中近東におけるアメリカの同盟国サウジアラビアは、911事件への関与を頑なに否定し、サウジに対する告発への関与を否定し、、同報告書28ページの機密解除に懸命に反対していた。
連邦議会が法案を可決し、金曜日に公開された報告書内の情報に基づいてサウジ政府が責任を負うことになった場合には、サウジは経済面でアメリカと絶縁すると4月に警告していた。
アメリカで911法案が可決された場合、サウジアラビアの資産がアメリカの裁判所で凍結されることを懸念しており、アメリカ国内の財務省証券7500億米ドルおよびその他の資産の売却を強制させるとサウジのアーデル・アルジュベイル外務大臣が、米国議員らに個人的に伝えていた。
しかし金曜に資料が公開された際、サウジアラビア政府の活動に対する容疑を払拭させることを期待し、サウジアラビア政府は公式に報告書を歓迎したのである。
「2002 年以降、911委員会およびCIAやFBIを含む複数の政府機関は問題の『28ページ』の内容について調査をしていたが、サウジアラビア政府、サウジアラ ビア政府上層部、サウジアラビア政府の代理として活動していた個人がこれらの攻撃に対して支援、あるいは推奨していなかったことが確認されている」
アブドゥッラー・アルサウード在米サウジアラビア大使は、次のように述べていた(ロイター)。
「問題のページの公開により、サウジアラビアの行動、意図、あるいはアメリカ合衆国との間の長年の友好関係に対する、長年の疑問や疑惑を決定的に払拭することを期待している」
(翻訳終了)
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【コメント】
一番上の写真は、Daily News紙の表紙ですが、NYポスト紙では「911事件に関与していたサウジアラビア職員をアメリカが守っていた」と明言しています。
トランプ氏もこの悪名の高い28ページを公開を求めていました。
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こちらは本文が長いので分割して掲載していましたが、元は一つの記事でした。
★911インタビュー・パート2 ISISの背後にもイスラエル
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