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イラク政府 IS支配のファルージャを完全に制圧と宣言
6月27日 4時31分
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イラク政府軍は過激派組織IS=イスラミックステートが支配してきた要衝の都市、ファルージャを完全に制圧したと宣言しました。ただ、市内には爆弾が仕掛けられている可能性もあり、避難している住民が戻れるようになるまでには時間がかかる見通しです。
イラク政府はISが支配してきた中部の都市、ファルージャの奪還に向けて1か月以上にわたり大規模な軍事作戦を続け、いったん17日に奪還したと発表しましたが、その後も、一部の地区にISの戦闘員が残り戦闘が続いていました。
イラク政府軍は26日、国営テレビを通して声明を発表し、「イラクの人々にすばらしい知らせを届ける。ファルージャでの戦いは終わった」として、完全に制圧したと宣言しました。
これを受けてイラク政府は今後、北部にあるIS最大の拠点モスルの奪還に向けて、戦力を集中するものとみられます。
国連によりますと、作戦が始まって以来、ファルージャとその周辺から8万5000人余りの住民が避難を余儀なくされていますが、市内にはISが爆弾を仕掛けていたり、戦闘員が潜んでいたりする可能性があり、住民の帰還には時間がかかる見通しです。
また、避難民が暮らすキャンプでは、テントや医薬品などさまざまな物資が不足していて、キャンプで活動するNGOは、気温が上がるなか水が不足して住民の健康状態が悪化することを懸念しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160627/k10010573041000.html
イラク軍、「ファルージャを全面奪還」 「イスラム国」支配
2016/6/26 21:57
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【カイロ=久門武史】イラク軍は26日、過激派組織「イスラム国」(IS)が2年以上にわたり支配していた中部の要衝ファルージャを「全面的に奪還した」と発表した。劣勢が続くISには大きな打撃となる。アバディ政権は続いて北部のモスル奪還を狙うが、まずは取り戻した中西部で宗派対立を抑え、安定を回復できるかが問われる。
ファルージャは首都バグダッドの西方50キロにある。ISの前身組織が2014年1月に制圧し、活動拠点としてきた要衝だ。イラク軍は今年5月に奪還作戦を開始した。米軍主導の有志連合の空爆支援を受けて、イスラム教シーア派民兵も作戦に加わった。
イラク軍は今月17日に市中心部を制圧したと発表した。アバディ首相も同日、奪還を宣言したものの、米軍高官は21日、イラク軍が奪還したのは3分の1にとどまるとの認識を示していた。アバディ氏の「奪還宣言」後も市内の一部地区で抵抗するIS戦闘員との戦闘は続いたが、イラク軍の対テロ部隊の高官は26日、「作戦は完了した」と表明し、市全域を管理下に置いたと述べた。
アバディ政権にとっては15年3月に北部のティクリート、同12月に中西部アンバル州の州都ラマディをISから奪還したのに続く大きな戦果だといえる。ISは中西部で拠点とする主な都市をすべて失ったことになる。
ファルージャ奪還をきっかけに中西部の安定を取り戻すことができれば、イラク軍は北部のモスル攻略に集中できるようになる。ただアンバル州はイスラム教スンニ派の住民が多数を占め、かねてスンニ派系の過激派の活動拠点になってきた。
ISはシーア派主体の政府に対する住民の反感を利用し、勢力を保ってきた。根強い宗派間の不信が過激派の付け入るスキを生む恐れは依然としてくすぶっている。
当面の課題は、戦闘から逃れた住民への人道支援だ。国連によると、ファルージャや周辺で8万5千人以上が住む家を追われ、酷暑の中で避難生活を強いられている。
さらに、アバディ政権はファルージャに続き、モスルの年内奪還を目指している。しかしモスルはISにとってイラクで最大の拠点であり、作戦がすんなり成功すると楽観することはできない。ISは中西部などから戦力をかき集めてモスルを死守しようとするとみられ、激しい市街戦になるのは確実な情勢だ。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM26H21_W6A620C1FF8000/
イラク軍、「イスラム国」からファルージャ奪還
2016年06月27日 10時41分
【カイロ=溝田拓士】イラク国営テレビなどによると、同国軍は26日、首都バグダッドから約50キロ西にある中部の要衝ファルージャをイスラム過激派組織「イスラム国」から約2年半ぶりに奪還した。
イラク軍を支援する米国主導の有志連合にとっても、節目の勝利となる。
現地入りしたイラクのアバーディ首相は「我が軍がファルージャを解放した」と語った。軍は5月下旬からの作戦で約1800人の「イスラム国」要員を殺害。一方、国連によると、激しい戦闘で8万5000人以上の避難民が生じている。
2016年06月27日 10時41分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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