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(Suptnik日本)
http://jp.sputniknews.com/opinion/20160524/2189153.html
沖縄:今後も米兵によるレイプは続く
© AP Photo/ Junji Kurokawa
オピニオン
2016年05月24日 18:44(アップデート 2016年05月24日 19:23)
アンドレイ イワノフ
安倍首相は、先日、沖縄の嘉手納基地に務める米軍属が日本女性に対し犯した卑劣な犯罪について、近くG7伊勢志摩サミットに出席するオバマ大統領と会談する際、取り上げる考えだ。また沖縄県の翁長知事も、県民の怒りを表すため、オバマ大統領との面談を望んでいる。
モスクワにあるアメリカ・カナダ研究所のエキスパートで、駐日大使を務めた経験もあるアレクサンドル・パノフ氏は、こうした日本の政治家達の積極的な動きについて、スプートニク日本記者の取材に対し「日米関係に影響を与えないばかりか、レイプ問題の最終的解決を助けるだろう」とし、次のように続けた―
「ここには何も、新しいものはありません。こうした感情的な高まりは、過去にも定期的にありました。例えば1990年代の半ばには、沖縄で少女がレイプされるという悲惨な事件がありました。当時この事件は、非常な憤激を呼び起こし、1年たっても怒りは収まりませんでした。しかし、当時もそうであったように今回も、レイプ事件が、日米間の深刻な悪化を呼び起こすことはないでしょう。もちろん沖縄の方達は、怒り心頭に達しています。中央政府も、そうした怒りに反応しなくてはならないでしょう。まして今は、米軍基地を沖縄県内の別の地区に移転させる問題を解決している最中なので、なおさらでしょう。安倍首相は、そうしたすべてのことを考慮しなくてはなりませんから、当然、サミットの際にオバマ大統領と会談する時には、この問題を取り上げるでしょう。そしてオバマ大統領はきっと、その席で憂慮の念を表し、米兵の犯罪の取り締まり強化に向け、できる限りのことをすると約束するに違いありません。しかし、何らかの特別な出来事でもない限り、日米関係が目立って悪くなることはないでしょう。」
次にスプートニク記者は「安倍首相にとってそれは、世論を考慮するならば、しなければならないことだ」というのはわかるが「翁長知事については、どうなのだろうか?」と、聞いてみた。パノフ元駐日大使は、次のように答えた―
「翁長氏は、自分の政治的立場を、もっと明確に示そうとするでしょう。彼は知事ですから、こうした事にはもっと厳しく反応しなければなりません。でもおそらく翁長氏は、オバマ大統領には会えないでしょう。しかし知事である彼にとって、面談申請をすることは、非常に重要なことです。」
続けてスプートニク記者は、今回の事件に関する日本の世論の怒りは、日米関係あるいは日米の防衛協力に何らかの影響を与えるのかどうか、質問した。パノフ元駐日大使は、短く次のように述べている―
「何の影響もないでしょう。一定期間、ぎくしゃくするでしょうが、その後、一定の措置が講じられるとの発表があり、おそらく何らかの賠償金が支払われるでしょうが、日米関係において今回の事件が、何か本質的な役割を果たすことはないでしょう。」
最後にスプートニク記者は、原則として米兵によるレイプ問題は、解決できるのかどうか、今後こうした事が繰り返されないために、できることはあるのかどうか、聞いてみた。パノフ元駐日大使は、次のように指摘している―
「犯罪を完全になくすことなどできるでしょうか? それは不可能です。ですから、今後もまた、こうした事件は起こるでしょう。ただ、その数は減ると思います。しかし、日本から米軍基地がなくならない限り、この問題を完全に解決することはできません。でも、近い将来、日本から米軍基地をなくすことなど、私は不可能だと思います。」
タグ 日米関係, 日本, 沖縄, 米国
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(Couvre-feu dans les bases américaines d'Okinawa après un énième fait divers: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20160529-japon-okinawa-etats-unis-bases-meurtre-colere-couvre-feu
日本|米国|犯罪行為
夥しい三面記事のために沖縄の米軍基地で夜間外出禁止
記者 RFI
発表 2016年5月29日・更新 2016年5月29日11:25
ローレンス・D・ニコルソン在日米海兵隊司令官が死亡した若い日本人女性のために1分間の黙祷を捧げる。5月28日、沖縄にて。
Mandatory credit Kyodo/via REUTERS
2016年5月28日土曜日、在日米軍司令部は沖縄の基地での夜間外出禁止命令を出した。若い日本人女性を殺害した罪による元海兵隊員の逮捕を受けたものだ。この新たな三面記事は島の住民たちの怒りを引き起こした。島では、一部の米軍施設の国内他地域への移転を求める新たな大規模デモの準備が進んでいる。
沖縄の嘉手納空軍基地に勤める米国人の元海兵隊員ケネス・フランクリン・シンザト氏(32)は、20歳の日本人女性の死体を道路脇に遺棄した疑いを掛けられている。女性は4月に行方不明となり、強姦された後に殺害されたようだ。
米大統領の日本訪問の傍らで、安倍晋三・日本首相は荒々しい言葉を使ってこれらの事実に触れた。彼は「この身勝手で全く卑劣な犯罪に対して深い憤り」を表明したと、RFI東京特約記者フレデリック・シャルルは報告する。
G7首脳会議のために来日してその機会を利用し広島を訪問したバラク・オバマ氏は、「深い遺憾の意」を表明し、米国は自国民が犯したとされる全く凶悪な犯罪に対し衝撃を受けていると語り、米国は捜査に協力すると約束した。
沖縄の米軍軍人に1ヵ月の外出禁止
土曜日、ローレンス・ニコルソン在日米海兵隊司令官は、沖縄の基地の全ての米国の軍人・文民に30日間以上の夜間外出禁止体制を命じた。彼らは深夜0時までに帰宅しなければならず、飲酒も厳しく禁止される。
2ヵ月前に別の米国軍人が強姦の疑いで逮捕されているため、事態は一層厄介だ。実際、沖縄では米軍軍人による犯罪と強姦が時間を置きながらずっと続いてきた(投稿者による和訳)。1995年には3人の米国軍人が12歳の少女を誘拐・強姦し、これが沖縄に大規模デモを引き起こした。
現地では、米軍の新基地建設工事が敵意(投稿者による和訳)をかき立てている。
戦略的な位置
複雑な歴史(投稿者による和訳)の結果であり、第2次世界大戦の流血戦の舞台であり、それ以来の太平洋おける米軍配備の要石として、この琉球の主島は在日米軍基地と在日米軍47,000人のそれぞれ4分の3を抱えている。沖縄は今なお米国にとってアジア太平洋地域や以遠の戦略的要衝だ。この島々は中国や北朝鮮の偵察に使われる。また、中東に向かう米軍の部隊と航空機は沖縄から出発する。
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(Pars Today)
http://parstoday.com/ja/news/japan-i9331
沖縄県知事、在日米軍の外出禁止令に疑念を提示
沖縄県の翁長知事が、犯罪の予防措置として取られた沖縄の在日アメリカ軍の夜間外出禁止令に一定の疑念を示しました。
イルナー通信によりますと、翁長知事は29日日曜、アメリカ軍関係者による日本人女性の死体遺棄事件に関して遺憾の意を表明し、沖縄駐留アメリカ軍夜間外出禁止令に関して、「再発防止につながるか、県民は残念ながらうつろな気持ちで聞いていると思う」としました。
沖縄県で発生した日本人女性死体遺棄事件を受けて、在沖縄米軍トップのニコルソン中将は、アメリカ軍関係者による犯罪の再発防止のために、夜間外出禁止令を発令したとしました。
沖縄県民も、この犯罪のあと、大規模な反米デモを実施し、沖縄からのアメリカ軍兵士の撤退と米軍基地の撤去を求めました。
米軍基地は日本に124箇所存在します。
2016年05月29日18時34分
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(投稿者より)
1995年の事件では、在沖米軍がまるごと太平洋に叩き出される一歩手前まで事態が悪化しました。「沖縄が日本に属する意味があるのか!」と激怒した当時の知事の姿を覚えています。
米軍も請負業者の従業員による犯行で、軍人とは言っても現役ではないのですから「そこまで責任を持てるか!」と言い返すことも出来たのですが、今回は太平洋軍司令官が謝罪し国防長官が謝罪し大統領まで「遺憾の意」を表明しました。それでも沖縄の怒りは解けません。米軍がそこにあることそのものへの怒りでしょう。問題は行き着く所まで行くかも知れません。
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