http://www.asyura2.com/16/warb17/msg/726.html
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(Obama to visit Hiroshima on Japan trip in late May: DW English)
http://www.dw.com/en/obama-to-visit-hiroshima-on-japan-trip-in-late-may/a-19247306
アジア
オバマ氏、5月下旬の訪日で広島を訪問へ
バラク・オバマ米大統領は判断が少し遅れたが、今月下旬のアジア訪問の際に広島を訪ねることにした。1945年に米国の原子爆弾により灰燼に帰して以来、彼は初めて同市を訪ねる米大統領となる。
オバマ氏は5月21日から5月28日まで日本とベトナムに滞在し、この訪問の後半にG7グループの首脳会談が予定されていると、ホワイトハウスが声明で述べた。
オバマ氏は大統領任期中10回目のアジア訪問で安倍晋三・日本首相に同行して、米国が第2次世界大戦末期に原子爆弾を投下した日本の2都市の1つである広島を訪ねる。
日本の安倍晋三政権は今年、持ち回りのG7議長職をドイツから引き継ぐ
1945年8月6日、米国は世界で初めて広島に原子爆弾を投下して約140,000人を死亡させた。この3日後、米軍はプルトニウム爆弾を港町・長崎に投下し、74,000人を死亡させた。8月15日までに日本は降伏を表明し、その年の9月に大戦は正式に終結した。
日本は長年世界の指導者たちに、広島と長崎を訪問して原子爆弾がもたらした結果を見て核兵器廃絶の取り組みに加わるよう促してきた。
核のない世界
「[今回の訪問は、]平和を求め核兵器のない世界を保証するという[オバマ氏の]継続的な責務を強調するだろう」と、ジョシュ・アーネスト米大統領報道官は語った。
先月、ジョン・ケリー国務長官は広島平和記念公園を訪問し、同公園を訪ねた最高位の米高官となった。
4月、ジョン・ケリー国務長官は広島を訪問し、同市を訪ねた最高位の米国政治家となった。
ケリー氏はこの体験と「人としての感性をすっかり引き付ける胸をえぐられるような展示」に「深く心を動かされ」たと語った。
真珠湾再訪
オバマ氏の故郷・ハワイ州の真珠湾への日本軍による攻撃75年目を僅か数ヵ月後の12月に控えているので、ホワイトハウスは大統領の訪問に躊躇していた。
米国が日本に謝罪しなければならないとオバマ氏は考えていないと、アーネスト紙は語った。
ベン・ローズ国家安全保障問題担当大統領副補佐官のブログ記事によると、オバマ氏の発言はその場所やそこで起こった出来事の重要性を反映したものに限定されるだろう。「彼が第2次世界大戦の最後に原子爆弾を使用した判断を再検討することはない。そうではなく、彼は私たちが共有する未来に焦点を合わせた前向きなビジョンを提示するだろう」とローズ氏は述べた。
jbh/msh (Reuters, AFP)
この話題についての音声・動画
ケリー氏が広島の記念碑を訪問する
発表 2016年5月10日
関連テーマ バラク・オバマ、日本
キーワード オバマ、広島、長崎、日本、核爆弾、原子
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(Visite historique d'Obama à Hiroshima: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20160510-barack-obama-presentera-pas-excuses-hiroshima-japon-nucleaire
米国|日本|バラク・オバマ|原子力|ジョン・ケリー|第2次世界大戦
オバマ氏の歴史的な広島訪問
記者 RFI
発表 2016年5月10日・更新 2016年5月10日 17:48
記者会見でのバラク・オバマ米大統領。2016年5月6日、ホワイトハウスにて。
REUTERS/Carlos Barria
バラク・オバマ氏は今度の5月27日の次の日本訪問で広島を訪ねる。1945年8月6日に発射され140,000人の死者を出した初の原子爆弾爆発の地を、現職の米国大統領が訪問するのは初めてだ。バラク・オバマ氏が謝罪を示すことは問題外だとホワイトハウスは説明する。
報告 RFIワシントン特約記者、アンヌ−マリー・カポマッチオ
この象徴的な訪問は数ヵ月前から準備されていた。オバマ氏が広島訪問の際に謝罪を示さないにしても、彼が最初の原子爆弾の地に現れることには米国内でまちまちの評価を受けるリスクを負う。ホワイトハウスによれば、米大統領は核兵器のない世界に向けた彼の責務を強調する演説を行う予定だ。
大統領が広島訪問の列に加わる先駆けとして、ジョン・ケリー国務長官が先月広島を訪問している。この行為が国際的な称賛を受けることは間違いないが、内政面では今年末に職務を離れるバラク・オバマ氏にとって危険なことだ。
→(再び)読む:ジョン・ケリー氏は広島で「核兵器のない世界」を訴える(投稿者による和訳)
大統領選挙戦の最中にある共和党側は、数ヵ月前から「謝罪を示すことによりアメリカを弱体化させた大統領」と批判している。
米国の元兵士たちをこれ以上侮辱しないよう、バラク・オバマ氏は言葉を吟味しなければならない。先日の世論調査では、若い世代はこの戦争の行為を後悔しているが、第2次世界大戦を終わらせたと彼らが考えているこの判断について、謝罪の考えを拒否することで全世代の意見は一致している。
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(Obama à Hiroshima: pas d'excuses officielles des Etats-Unis: RFI)
http://www.rfi.fr/ameriques/20160511-japon-obama-hiroshima-pas-excuses-officielles-etats-unis
日本|米国|バラク・オバマ|歴史
オバマ氏が広島へ:米国の公式謝罪はなし
記者 RFI
発表 2016年5月11日・更新 2016年5月11日 10:01
核爆弾の爆発による広島上空のキノコ雲、1945年8月6日。
REUTERS/U.S. Army/Hiroshima Peace Memorial Museum
今度の5月27日にバラク・オバマ氏が広島を訪ねる。この日、大統領は日本にいる予定になっていたが、それはG7首脳会議に出席するためだった。1945年8月6日に放たれた原子爆弾が爆発した地を現職の米国大統領が初めて訪ねることになる。140,000人が死亡させられた。
オバマ氏は大統領任期最後の数ヵ月となったが、この訪問は大統領が残したいと考える「遺産」の一部となり、この行為は後世に受け継がれるだろうと、RFIワシントン特約記者アンヌ−マリー・カポマッチオは説明する。もう一度言うが、バラク・オバマ氏がヒロシマの犠牲者たちの記念碑(投稿者による和訳)を訪ねるのだから、その象徴的な意味は大きなものとなる。
この訪問は熟慮の結果だ。米大統領はホワイトハウスの1年目である2009年には広島訪問の希望を表明していた。
しかしその時、彼は計画を少し前に進めたものの米大統領としては時期尚早だと判断せざるを得なかった。2010年、米国大使が初めて現地を訪ねて行事に参加した。それから、ジョン・ケリー国務長官が先月現地を訪ねた。そして今度の5月27日、ついにバラク・オバマ氏の番だ。
日本国民は訪問を歓迎
今回のバラク・オバマ氏の広島訪問を日本は早くも歓迎している。広島はこの知らせを受け取り喜んでいる。「バラク・オバマ氏が来ても、私たちは彼に謝罪して欲しいと考えていない」と、1945年8月6日に8歳で原爆の爆発を奇跡的に生き延びたオガワ・ケイコ氏は確言する。
1945年8月6日広島で、そして、1945年8月9日長崎で、一般市民の上に投下された2発の原子爆弾を最後まで生き延び今なお存命の人たちがバラク・オバマ氏に求めること、それはただ、自分たちの苦しみが忘れられないことだ。それが無駄にならないために、そして、米大統領が切望する核兵器廃絶(投稿者による和訳)がいつの日にか現実となるために。
訪問の際には、安倍晋三首相がバラク・オバマ氏に同行する。安倍氏はヒロシマとナガサキのページを翻したいと考えている。それは、(戦争終結時に一人の米国人の手によって書かれた)平和憲法(投稿者による和訳)を見直すために、そして、フクシマを経てもなお万一の場合にはヒロシマの国が原子爆弾を持てるよう日本の核能力を維持するためにだ。安倍晋三氏には広島に行くことが待望されている。日本は紛争解決の手段としての戦争を永久に放棄すると彼に改めて言わせるのだと、日刊紙・東京新聞は書いている。
公式な謝罪はない
ところが、米国では問題はもっとデリケートだ。ホワイトハウスは、1945年8月に米国が日本・広島に投下した原子爆弾によって死亡した140,000人のために大統領が謝罪を示すことはないと、気をつけながら説明している。米国では、謝罪は元兵士たちへの裏切り行為と見なされているようだ。さらに、一部の保守派は訪問自体が間違いだと考えている。
米国では大統領選挙の運動が行われており、共和党やドナルド・トランプ氏(指名競争で最後まで残っている候補者)によるバラク・オバマ氏や民主党に対抗する主張の1つが、「お詫び行脚に回ることで米国を地に落とす大統領」の脆弱さだ。
パリ・アメリカン大学の国際関係学教授フィリップ・ゴラブ氏の考えでは、バラク・オバマ氏の訪問は「南シナ海・東シナ海で中国との緊張が増大しているこの時に日米関係を強化する」性格を合わせ持つ。それだけに、「米国の一部−ドナルド・トランプ氏もだと思うが−日本との2国間同盟関係を問題に取り上げている」と、この研究者は力説する。
オバマ、「思い切る」大統領
「それでも、彼の総合的な評価を試みる時、[バラク・オバマ氏]は思い切った外交を展開した大統領となるだろう。イランとの直接対話を始めたこともやはり重要なことだ。彼はキューバとの関係を再開し、キューバに対する制裁体制を終わらせた。これもまた、革新的な外交構想の具現化と言える。」
「そのため、やはり外交面でリスクを取る大統領だ。彼は現在2期目を終わるに当たり就任当初よりも大きなリスクを取っているが、これらの政策が検討されたのは1期目の最初であることを知らなければならない。」
ホワイトハウスによれば、原子爆弾を放った歴史上唯一の国の指導者として、バラク・オバマ氏は犠牲者を追悼し、核兵器のない世界に向けて活動したいとの願望を改めて表明するだろう。
→(再び)読む:60年前、広島で原爆が爆発した
広島市に落とされた原子爆弾の影響
Wikimedia Commons
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(Opinion: It is never too late to apologize: DW English)
http://www.dw.com/en/opinion-it-is-never-too-late-to-apologize/a-19249040
アジア
意見:謝罪に遅すぎることは決してない
今月下旬、バラク・オバマ氏は世界初の原爆攻撃の地・広島を訪ねる初の現職米大統領となる。謝罪は期待しないが訪問が遅すぎると、DWのアレクサンダー・フロイントは書く。
現職米大統領が広島を訪ねる(投稿者による和訳)のに71年も掛ける必要が本当にあるのか?世界唯一の超大国を代表して謝罪を表明するのでなく−ホワイトハウスは謝罪はないと既に強調している−、世界初の原爆攻撃による犠牲者を追悼する場所を訪ねるだけだ。
とにかく、これはただの象徴的なジェスチャーでそれ以上ではない。そして、オバマ氏は広島を訪ねるためだけに訪日するわけでない。大統領がこの東アジアの国を訪問するのは、今年のG7首脳会議に参加するためだ。
オバマ氏の訪問を、米国の「平和と核兵器のない世界を保証することを追求する責務」を強調する取り組みだと、ホワイトハウスは表現していた。
これは4月上旬のジョン・ケリー氏による広島訪問に続くものだ。彼は広島の平和記念施設を訪ねた初の米国務長官となった。彼からさえ謝罪は一言もなかった。
ちなみに、オバマ氏は日本訪問の前にかつての敵ベトナムに向かう。そこでさえ米大統領は過去を語らず、むしろ、貿易・安全保障・人権についての将来の協力を進めることに焦点を合わせるだろう。
DWのアレクサンダー・フロイント
71年が経ち2度の訪問があってもなお謝罪はない。これは恥ずかしいことだと私は思う。どの国も過去の扱い方を知るべきだ。私たちドイツ人が第2次大戦後に罪を認めたことを私は喜んでいる。この罪を認めることは謝罪に必要な条件だったが、これにより初めて和解が可能となった。
ヴィリー・ブラント元独連邦首相がワルシャワ・ゲットーの記念碑の前で跪いたことは、弱さの表明、あるいは、過去と折り合いをつける過程の誇張として片付けられるかも知れないが、私はずっとそれは強さを示す重要なサインであると感じてきた。
和解のための土台
オバマ大統領が跪いて核爆弾攻撃の犠牲者を追悼するとは誰も思っていない。さらに、核爆弾の非難すべき罪の次元がナチスによる残虐行為の大きさに比肩するものでないことは明らかだ。それでも、受けた苦しみに対してはオバマ氏が広島訪問の間に謝罪すべきだ。
なぜなら、核兵器の使用は罪だからだ。広島・長崎への原爆爆撃がなければ恐らく太平洋の戦争はもっと長引き多くの無実の人々が死ぬことになっていただろう、との主張によって正当化はできない。
たとえそれが正しくとも、核兵器の使用は過ちだった。そのことは誰もが知っていた−少なくとも、広島のウラニウム爆弾投下以降は。しかし、米国は長崎にプルトニウム爆弾を放った時、米国が主に興味を持ったのは新兵器を試験することと、日本や特にロシアに自らの力を誇示することだった。
超大国・米国は初めて核の力を見せつけ、ロシアとの兵器開発競争の引き金を引いた。今日もなおその影響を私たちは感じている。オバマ氏が安倍晋三・日本首相と一緒に「核兵器のない世界における平和と安全」のために戦うことは名誉に値する。しかし、71年前にこの核の呪文を放ったのは正しく米国だ。
日本も謝罪が必要だ
オバマ氏は広島でこの歴史的な罪に向き合うべきだ。大統領任期の終わりに近づき、ノーベル平和賞を受けたオバマ氏が失うものは何もない。それどころか、彼は信用を得るだろう。謝罪は強さのサインとなり得るからだ。
日本帝国軍が犯した戦争犯罪を謝罪するために隣国に行ったことが一度もない日本首相にも同じことが言える。罪を認めることなしに、韓国や中国との真の和解は不可能だ。
この話題の音声・動画
オバマ氏、広島を訪問へ
発表 2016年5月11日
記者 Alexander Freund
関連テーマ 第2次世界大戦、バラク・オバマ、国際原子力機関(IAEA) 、日本
キーワード 広島、米国、バラク・オバマ、日本、原子爆弾、核、第2次世界大戦、長崎
論評:謝罪に遅すぎることはない(DW Deutsche)[独文元記事]
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(投稿者より)
オバマ氏がベトナムの後に広島を訪問する、という行動自体にメッセージが感じられます。何も言わなくとも、負けと罪を認めているのです。オバマ氏は米国が歴史的に抱える外交問題にあらかたケリをつけてホワイトハウスを去ることになります。米国は今後、地に脚をつけて身の丈に合った生き方を模索することになるでしょう。
私は謝罪を求めません。日本も重慶を爆撃しました。死者数は非対称ですが一般市民を爆撃で殺したのは同じです。旧軍の行為には目を瞑り米軍の行為だけをあげつらうのはフェアでありません。ただ、オバマ氏は心の中で犠牲者の方々と対話して頂ければ十分かと思います。
普段は終わったことでなければ投稿しないのですが、今回は余りにも前評判が高いので投稿文を作成しました。
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