http://www.asyura2.com/16/warb17/msg/630.html
Tweet |
国連シリア担当特使:露米はシリアで事実上、奇跡を起こした[スプートニク日本語]
2016年04月28日 16:07
ステファン・デ・ミストゥーラ国連シリア担当特使は28日にかけての深夜、シリア政府と反体制派による協議の4月ラウンドの結果を総括した。
特使はその前、2時間にわたり、米ニューヨークで開かれた国連安全保障理事会を前にした電話会議形式で行われた作業について報告した。
特使の報告は、小さな進展があったものの、ロシアと米国が責任を持つシリアでの停戦体制が維持されなかった場合、この進展は水泡に帰する可能性がある、というものだった。
特使によると、シリア情勢は、同国での停戦体制がロシアと米国が「奇跡を起こすことに成功した」2月下旬の水準に回復するまでは、シリア政府と反体制派による協議の新ラウンド実施を無意味にするほどのレベルにまで悪化したという。
特使は、今後「さらに少なくとも2ラウンドあるいは2ラウンド」が控えているため、5月に協議を実施することを望むと指摘した。
http://jp.sputniknews.com/politics/20160428/2040920.html
==========================================================================================
シリア和平協議 いったん中断 来月中に再開の意向[NHK]
4月28日 11時49分
シリアの内戦の終結を目指す和平協議について、仲介役の国連は、停戦が危機的状況にあるため協議をいったん中断すると発表しました。関係国によって停戦の枠組みの維持を確認したうえで、来月中に協議を再開したいとしています。
シリアの和平協議はスイスのジュネーブで、仲介役の国連のデミストラ特使が政権の移行を焦点に、アサド政権側と反政府勢力側のそれぞれと個別に会談を続けてきましたが、アサド大統領の処遇を巡って双方が対立し、協議はこう着状態に陥っていました。
デミストラ特使は28日、ジュネーブで記者会見を行い、国連安全保障理事会に状況を報告したうえで協議をいったん中断すると発表しました。デミストラ特使は「シリアでは協議の期間中に戦闘が次々と起こり、27日にもアレッポの病院が空爆を受け、死者が出ている」と述べて、停戦が危機的状況にあり、協議の進行を妨げていると指摘しました。
そのうえで、アメリカやロシアなど関係国による閣僚級の会合を開催して、ことし2月に発効した停戦の枠組みの維持を確認したうえで、来月中に協議を再開したいという意向を示しました。
シリアでは、政権側と反政府勢力側の戦闘が激しさを増し、停戦の枠組みが崩壊した場合、和平協議の再開が絶望的となることから、停戦を呼びかけたアメリカとロシアによるさらなる働きかけが期待されています。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。