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韓国専門家「北はスカッド、ノドンへの核弾頭搭載可能」[聯合ニュース]
2016/04/18 09:46
【ソウル聯合ニュース】韓国の政府系シンクタンク、統一研究院の崔鎭旭(チェ・ジンウク)院長は18日、北朝鮮が核兵器を小型化する能力について、「技術的にはすでに(短距離弾道ミサイルの)スカッド、(中距離弾道ミサイルの)ノドンへの核弾頭搭載が可能とみる」と述べた。聯合ニュースのインタビューで語った。
北朝鮮の核能力の高度化に備え、韓国も核武装するか在韓米軍に戦術核兵器を再配備すべきだとの主張がある。これに対し崔氏は、核兵器に対する抑止力は核兵器以外にはないという主張は一般的だとしながらも、現実的には難しく、韓国は国際社会の一員としての役割を忠実に果たす必要があるとした。その上で、「今は北の核保有を認めず、(米国の最新鋭地上配備型迎撃システムの)高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)配備などを通じ抑止力を強化しながら、非核化のために全力を尽くすべき時だ」と強調した。
また崔氏は、米国は北朝鮮が2020年までにワシントンを標的とする大陸間弾道ミサイル(ICBM)開発に成功すると予想していると伝えた。
国際社会と韓国政府による北朝鮮への制裁の効果に関しては、中国にある北朝鮮レストランからの従業員の集団脱北は効果のあらわれを意味するとした。まずは海外駐在員や労働者が脱北し、北朝鮮内部にも次第に動揺が広がっていくとみている。特に制裁対象に挙がった幹部らが精神的に追い込まれ、それが金正恩(キム・ジョンウン)政権に対するエリート層の不満につながる可能性が高いという。外貨稼ぎのノルマの厳しさや頻繁な粛清も脱北につながるとした。
崔氏は北朝鮮レストラン従業員の集団脱北に中国の協力があったとの見方を示しながら、これを「大変大きな変化だ」と評した。
中国の北朝鮮への制裁に関しては、「中国は北の挑発が韓米日の軍事協力を強化させていることに困惑しており、北のために米国と衝突する状況に持っていかれることを望んでいない」とし、中国は北朝鮮の挑発を抑止し制裁に賛同することで米国とのあつれきを回避しようとしていると分析した。ただ、中国は朝鮮半島の安定を最優先としており、戦争や北朝鮮急変のリスクを負ってまで北朝鮮を追い込まないだろうと述べた。
崔氏は、北朝鮮が来月予定する朝鮮労働党の第7回大会を機に平和を求める姿勢に転じる可能性を指摘した。制裁が長引くことに対し負担を感じており、年初から高まっている緊張状態を緩め出口を探る動きが出る可能性があるという。米国に平和のための対話を働きかけることが増えると予想し、米国も対話を否定しないとする見解を示した。ただ、核保有宣言を済ませている北朝鮮が平和を訴えたところで国際社会から受け入れられるのは難しいとの見方も示した。
mgk1202@yna.co.kr
http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2016/04/18/0300000000AJP20160418000400882.HTML
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