http://www.asyura2.com/16/warb17/msg/242.html
Tweet |
シリア内戦 条件付き停戦受け入れも 予断許さぬ情勢[NHK]
2月23日 21時57分
シリアの内戦を巡ってアメリカとロシアが今月27日からの停戦を呼びかける共同声明を発表したことを受け、アサド政権と反政府勢力の双方が条件つきで停戦を受け入れる姿勢を示しましたが、戦闘の停止が実現するかは予断を許さない情勢です。
アメリカとロシアは22日、シリアのアサド政権と反政府勢力側に対し、過激派組織IS=イスラミックステートなどへの攻撃を除いて、今月27日から停戦に入るよう呼びかける共同声明を発表しました。
これについてシリア外務省は23日、声明を出し、「ISやアルカイダ系のヌスラ戦線、それに関係するテロ組織に対する戦いは続けるという前提で停戦に応じる」としたうえで、「戦闘停止の地域や対象となる武装組織についてロシア政府と調整する用意がある」として、停戦受け入れの姿勢を示しながらも、政権側が「テロ組織」だとする勢力への攻撃は続ける可能性を示唆しました。一方、反政府勢力の主要なグループは、「ロシアやイランなどが責任を持って市民に対する空爆や砲撃を停止すると保証するのであれば、停戦のための国際的な仲介に同意する」という立場を明らかにしました。
アメリカとロシアの停戦の呼びかけに対し、政権側、反政府勢力の双方が受け入れの条件をつけた形で、4日後の27日にシリア国内での戦闘の停止が実現するかは予断を許さない情勢です。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160223/k10010419561000.html
================================================================================================================
シリア 停戦呼びかけ合意後も各地で戦闘[NHK]
2月23日 18時02分
シリアの内戦を巡り、アメリカとロシアは今月27日からの停戦をアサド政権と反政府勢力側に呼びかけることで合意しましたが、シリア各地では23日も激しい戦闘が続いており、双方が合意を受け入れるか予断を許さない状況です。
アメリカとロシアは22日、シリアのアサド政権と反政府勢力側に対し、今月27日から一時的な停戦に入るよう呼びかけることで合意したと発表しました。
しかしイギリスを拠点にシリアの内戦を監視している人権団体によりますと、23日もアサド政権が、反政府勢力が支配する南部などに空爆を行ったということです。また、反政府勢力側も北部アレッポの郊外で砲撃を繰り返すなど各地で激しい戦闘が続いているということで、双方が27日からの停戦を受け入れるかどうか予断を許さない状況です。
一方、シリア国営通信によりますと、アサド大統領は22日、4年ぶりとなる議会選挙をことし4月13日に行うと発表しました。
アサド大統領には、停戦が実現して和平協議が進展する可能性も見越して政権の維持を既成事実化しようという思惑があるとみられます。
しかし、大統領の退陣を要求する反政府勢力側が反発を強めるのは確実で、停戦や和平協議を巡る双方の駆け引きに影響を及ぼす可能性も出ています。
シリア外務省 条件付きで停戦受け入れる方針
停戦の呼びかけについて、シリア外務省は23日、声明を発表し、「過激派組織IS=イスラミックステートやヌスラ戦線、それに関係するテロ組織に対する戦いは続けるという前提で停戦に応じる」として、ISやアルカイダ系などの勢力に対する戦闘は続ける条件で、アメリカとロシアの提案を受け入れる方針を示しました。
そのうえで「停戦が成功するよう、戦闘を停止する地域や対象となる武装組織についてロシア政府と調整する用意がある」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160223/k10010419221000.html
- アサド大統領が4月に議会選を公示、反体制派は反対:和平会議進捗を狙った揺さぶりだろうが気が早すぎ あっしら 2016/2/24 01:44:10
(0)
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。