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北朝鮮 KN08実践配備なら3ミサイルベルトが完成
聯合ニュース 2月14日(日)20時9分配信
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮軍が大陸間弾道ミサイル(ICBM)級とされる移動式の「KN08」の実戦配備を終えた場合、北朝鮮には三つの「ミサイルベルト」が完成することになる。
北朝鮮は有事の際の戦略的な目的から、前線地域にスカッドミサイル旅団、中央にノドンミサイル旅団、後方にムスダンミサイル旅団を備えたとされる。
韓国軍と国防研究機関は便宜上、北朝鮮のミサイル配備を三つのベルトに分けて呼んでいる。南北軍事境界線に接する非武装地帯(DMZ)の北50〜90キロに構築された「第1ベルト」にはスカッド旅団が置かれている。短距離弾道ミサイルのスカッド(射程300〜700キロ)は韓国全域を射程に収める。約400基が配備されており、ミサイルを搭載できる移動式発射台も40台前後あるとみられる。
DMZの北90〜120キロに構築された「第2ベルト」を担うのはノドンミサイル旅団だ。中距離弾道ミサイルのノドン(射程1200キロ)が300基以上配備され、移動式発射台は30台程度と推定される。ノドンの射程からすると、在日米軍にも打撃を与えることが可能だ。
DMZの北175キロ付近の「第3ベルト」には中距離弾道ミサイルのムスダン(射程3000キロ)が30〜50基配備されたと推定される。30台前後ある移動式発射台で移動されれば、グアムの米軍基地にも達する。このベルトに射程1万キロ以上といわれるKN08も配備された場合、ハワイ、さらに米本土を脅かしかねない。北朝鮮全域が戦略・戦術ミサイル基地となる。
米国防総省は北朝鮮がKN08を6基保有するとみている。また、韓国政府の関係者は「KN08は実践配備を控えた段階と見ればいい」と話す。
韓米は北朝鮮のこれら3ベルトからミサイルが発射されれば、上半期にも韓国での配備地域が決まると予想される米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」と、韓国軍が独自に構築を進めている韓国型ミサイル防衛(KAMD)で迎撃する考えだ。さらに韓国軍は、迎撃範囲がTHAAD並みの長距離地対空誘導弾(L−SAM)を2020年代半ばまでに開発する計画だ。
国防部関係者は、L−SAMを開発し在韓米軍のTHAADと共に運用するなら、北朝鮮の核・ミサイルに対し多層的な防衛を取れることになると話す。しかし、北朝鮮が保有するミサイルは約2000基に上り、大量に発射される場合にすべてを防ぐことはできないとの指摘もある。
最終更新:2月14日(日)20時9分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160214-00000008-yonh-kr
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