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まさに狂犬(C)AP
中国春節を狙い撃ちか 金正恩「ミサイル発射」強行の狙い
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/174799
2016年2月6日 日刊ゲンダイ
中国のメンツは丸つぶれだ。北朝鮮が事実上の長距離弾道ミサイル発射を強行することがほぼ確実になった。2日に平壌入りした6カ国協議の議長を務める中国の武大偉朝鮮半島問題特別代表は、4日に帰国。李洙墉外相、核問題を長く担当してきた金桂冠第1外務次官、6カ国協議首席代表の李容浩外務次官と相次いで会談したものの、成果ゼロ。北京空港でメディアに囲まれた武大偉は、「言うべきことは言った」と口が重かった。
北朝鮮にとって数少ない友好国であり、後ろ盾であった中国もナメられたもんだ。金正恩第1書記の狙いは何なのか。関西大教授の李英和氏(北朝鮮経済論)はこう言う。
「一連の核実験は中国への威嚇行為。金正恩第1書記は中国に従っても、反目しても得られる対価は同じだと見限ったのです。中国の対北政策は生かさず、殺さず。体制が崩壊して難民が大量流入したら厄介だし、米国の傘下にある韓国と国境を接したくない。中国にとって北朝鮮は必要悪な存在だということが北にもわかったのでしょう。このところの北朝鮮の動きは、米国の鼻先をかすめて中国に回し蹴りを食らわしているようなもの。金正恩が交渉相手とみなしているのは中国ではなく米国です」
金正恩は幹部に対し、「中国に気後れするな。強気で当たれ」「中国が国連の制裁に積極加担するようであれば、核をブチ込め」などと声を荒らげ、反中姿勢を強めているという。
実際、6カ国協議は有名無実化。武大偉の派遣がそれを象徴する結果となった。
「出世の芽を摘まれた武大偉ははらわたが煮えくり返り、金正日、正恩親子を〈あのガキ〉呼ばわりしています。もはや朝鮮半島問題特別代表はなり手がいないでしょう」(外交関係者)
北朝鮮が国際機関に実験通告したのは8日から25日。中国は旧正月にあたる春節を8日に迎える。
「習近平国家主席への当てつけです。北朝鮮は5月に控える36年ぶりの労働党大会に向け、中国をイラつかせる絶好のタイミングで5回目の核実験を仕掛けてくるでしょう」(前出の李英和氏)
米国は新大統領が就任する来年1月まで機能不全状態。このままでは金正恩のやりたい放題が続く。
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