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失望させられたオバマの退任演説と最悪のトランプ記者会見
http://xn--gmq27weklgmp.com/2017/01/12/post-5893/
12Jan2017 天木直人のブログ
私はオバマ大統領野退任演説に期待していた。
米国を分断するな、世界を分断するな、民主主義を守れ、大統領になったらその言動を改めろと、徹底的にトランプ次期大統領を非難し、釘を刺すと思ったからだ。
そうする事によって、米国大統領の威厳を誇示して終わると思ったからだ。
実際のところ、オバマ大統領はそうすべきだった。
なぜならトランプ次期大統領をもたらしたのは、オバマ大統領だったからだ。
どのような実績を並べ立てても、それを全面否定するトランプ大統領の誕生を許したのだから、これ以上の失敗はない。
その落とし前をつける演説をすべきだった。
ところが、いつもの通りのお涙頂戴の退任演説に終わった。
自らの実績を訴えるだけの美辞麗句の羅列に終わった。
時を同じくして、トランプ次期大統領の初の記者会見が開かれた。
見事な本音の連続だ。
そこには美辞麗句は一切ない。
暴言ばかりだ。
しかし、これこそが米国の半分に強い共感を与えた言葉なのである。
指導者に必要な事は、美辞麗句で固められた、スピーチライターが書いた文章を読み上げる事ではない。
本音を語る正直さと言行一致だ。
オバマ大統領には最後までそれがなかった。
トランプ氏にははじめからそれがある。
本音を語る正直さと言行一致がある。
しかしトランプ氏の取り得はそれだけだ。
そしてトランプ氏の本音は間違っており、それを言行一致されると、とんでもない事になる。
オバマ大統領の米国は日本にとって決して良くなかったが、トランプ大統領の米国になれば、最悪の事態を想定しなければならない。
いまこそ日本は、「米国こそもっとも価値観を共有する国だ」、などと寝ぼけた事を繰り返して対米従属するのではなく、対米自主、自立に向けて正しい外交を始める時である(了)
◇
トランプ氏、日本に2回言及 中国やメキシコと並列で
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGN12H03_S7A110C1000000/
2017/1/12 5:14 日経新聞
【ニューヨーク=大塚節雄】トランプ次期米大統領は選挙後初めてとなる11日の記者会見で、日本に2回言及した。ともに貿易不均衡の相手先として攻撃している中国とメキシコと並べて呼んだ。具体的な問題には言及しなかったものの、貿易赤字の解消策の矛先が今後、日本に向かう可能性も懸念されそうだ。
1回目は貿易不均衡の問題を論じるなかで「我々は中国との間で数千億ドルの貿易赤字を抱えている」と言ったのに続けて「日本、メキシコ、ほかのすべての国との間でもだ」と指摘した。そのうえで、新政権での「スマートで成功した人々」によって、米国に有利になる対外交渉を進める意向を示唆した。
2回目は終盤近く。ロシアや中国などが「我々を完全に経済的に利用してきた」と話し、中国の南シナ海での軍事拠点整備に言及した。そのうえで「ロシア、中国、日本、メキシコ、すべての国が、過去の政権のときよりも、もっと我々を尊敬するようになるだろう」との見方を示した。
2回とも中国やメキシコなどに付け足すように言及されており、日本に関する具体的な問題を指摘したり批判したりしたわけではない。現在では米国の対日貿易赤字も中国に比べ極めて小さく、深刻な貿易摩擦の火種があるわけではない。
とはいえ、トランプ氏はトヨタ自動車のメキシコ新工場の新設を批判し、企業への介入の対象を日本企業にまで広げたばかり。新政権には、ライトハイザー次期米通商代表部(USTR)代表ら、かつての対日強硬派もいる。日本政府や経済界は、大統領就任後のトランプ氏の日本に関する発言に神経をとがらせることになりそうだ。
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